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『違う…ドラコ聞いて』
パンジーもフリントも、そして他のスリザリンの生徒も信じられないという顔をしていた
頬を伝う冷たい液体が地面に落ちた
胃がぐっと重くなってその場にいる事が苦しくなった
嘘をつき続けたのは私だ。
彼らに言うことは…私には何も無い。
何も言えない
やっとの事で足を動かし、走り出した
｢……A！待って…ねぇ待って！｣
追いかけてくれたパンジーの手を振り払って、
行先も決めずに城内へ入った私には本当の孤独が訪れた
陰る地下牢への階段に座り込んだ
鼻を啜る音だけが響く階段。
そうか、この世界に来てからいい事ばかり続いて認識が鈍っていたけど…、本来のスリザリンはこういう所だった。
｢……Aや。ここで何をしておる｣
直ぐに後ろから、まるでここにいるのかを最初から知ってた様に祖父が話しかけた
『…どうしてここに？』
項垂れたまま、私は聞いた
｢全くの偶然じゃよ｣
そんな上手い話がある訳が無いのに、
その言葉はストンと心の中に落ちていった。
祖父は私をじっと見詰めていると背後から感じた。
｢何時見ても美しい琥珀じゃな｣
『琥珀…？私の目の事ですか？』
｢初めて会った時からそう思っておった｣
『……前に買物に行った時に逢魔ヶ時の悪魔と罵られたんです。物凄く驚きました』
｢セブルスにか？｣
『いや見知らぬ人に』
なんだ、と笑い上げた祖父は私の頭を撫でた
『つまり…私はその時まで瞳が橙色だなんて知りませんでした。ここに来た時確かに黒色だったのに』
部屋の鏡を見た時に…まるで別人の体を乗っ取った様だった
｢この一年間全く気が付かなかったのか｣
『…勿論、毎日鏡は見てますよ？でもしっかりと黒色だった』
｢じゃが、優しげに見えるぞ？君の心がそのまま滲み出したようじゃ｣
はははと頭を掻いた
｢…君はそれをどう感じる？｣
『どう感じるって…そりゃ謎だし、突然変異すぎて怪奇現象……そう…
＿＿まるで幽霊からの呪いみたいな』
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まむさじ(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！絵の方も益々精進していけたらと思います！！コメントありがとうございました！ (1月19日 16時) (
レス) id: 583631d775 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - まむさじさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！本当に最高な作品だと思っております。ハリポタの絵も素敵だし本当に素敵でした！まむさじさん。 (1月19日 15時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
まむさじ(プロフ) - みかんさん» 有りました！！クィレル先生はもう不憫過ぎるのと現実世界での夢主の人生と共有できる人生を歩んでおり、夢主は嘘で嵌められたにしろクィレル先生は本当に武力行使をしてしまったという部分でコレから一緒にいさせたいんですよね…（オタク特有の早口） (2021年10月28日 2時) (レス) id: 5127b376cb (このIDを非表示/違反報告)
まむさじ(プロフ) - みかんさん» ｷｬｰ！コメありがとうございます！励みになります…！！片腕のシーンは賢者の石�兇�Another3に登場しております！！！！確か！！！ちょっと私も調べてきますね！！！（？？？） (2021年10月28日 1時) (レス) id: 5127b376cb (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 読ませていただいています！クィレル先生を死なせない展開がよく思いつくな、と感動しました！これからも更新頑張ってください！質問なのですが、主人公はどこで片腕をなくしましたっけ、？そういう描写が見つけられず…教えて頂けると幸いです！ (2021年10月27日 22時) (レス) id: 13eba02cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まむさじ | 作成日時：2019年6月25日 20時
