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｢僕はそんな事やってない！｣
遠くからでもはっきりと聞こえる声を辿って現場に駆け寄った。
私が辿り着いた時バチバチとした両者の眼が此方をじろりと見た
『廊下から楽しそうな声が聞こえて来ちゃった！』
｢そうかい、それで止めに来たのかい？｣
ドラコは不機嫌そうな顔をした。
だが、初めて向けられるような表情に少し足が止まる。
つまり、ドラコの雰囲気がいつもと違う気がするのだ。
あぁ…いやいや。
やってることは嫌がらせだし、生徒会長としては注意しない訳にいかない。
『写真を皆で撮って欲しくって』
皆で撮るべきでしょ！と大分オブラートに包んで注意した
｢うわ…あれ見ろよ！ロックハートだ…｣
｢A…早く…｣
素知らぬ顔で私はドラコとハリー達、その周りの蛇寮の先輩を無理矢理近くに寄せて、ハリーの背中をストーキングしていたコリンに写真を撮ってもらった。
｢いったい何事だい？サイン付きの写真を配っていると……おや！ハリー！また会ったね！｣
熱いウインクが飛ばされたが、
それを避けるように私はサッと背中を向けた。
ハリーがどうして逃げさせてくれなかったの！という視線を痛い程に伝えてきた。
実際痛い。
…ハリーがロックハートに羽交い締めにされて写真を撮ろうと強要されている
その時ド、ラコが私の手を引いて人混みの中に入り込んだ。
浮かない顔のままドラコは、ずんずんと人の中を掻い潜って行った。
止めたのを怒っているのだろうか…きっとそうだ
『ごめんね…ハリー達は大切な親友なんだよ』
｢ポッター達は、かい。そうかい｣
『何言ってんの、ドラコ達もでしょ？君達が罵り合うところは見たくないんだよ』
彼は眉を顰めて何か言いたそうに口を開いて、また閉じてしまった。
結構ご立腹らしい。
次の授業の鐘が鳴り響いた。ハリー達は…あの授業か。
｢…早く行こう｣ 『私防衛術の方に行ってくるね』
｢え？防衛術はグリフィンドールだろう？｣
『校長に、先生のサポートを頼むって言われててさ』
クイッと親指を後ろで騒ぐロックハートに向ける
…もっとドラコの話聞いてあげたかったけど、公式な仕事もこなさなきゃだし。
『じゃ！また後でね！』
ファイト！と駆け足でその場を後にした。
｢…本当に親友なのはどっちなんだい｣
そう、ドラコが小さく弱く呟いてるのにも気付かずに。
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まむさじ(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！絵の方も益々精進していけたらと思います！！コメントありがとうございました！ (1月19日 16時) (
レス) id: 583631d775 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - まむさじさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！本当に最高な作品だと思っております。ハリポタの絵も素敵だし本当に素敵でした！まむさじさん。 (1月19日 15時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
まむさじ(プロフ) - みかんさん» 有りました！！クィレル先生はもう不憫過ぎるのと現実世界での夢主の人生と共有できる人生を歩んでおり、夢主は嘘で嵌められたにしろクィレル先生は本当に武力行使をしてしまったという部分でコレから一緒にいさせたいんですよね…（オタク特有の早口） (2021年10月28日 2時) (レス) id: 5127b376cb (このIDを非表示/違反報告)
まむさじ(プロフ) - みかんさん» ｷｬｰ！コメありがとうございます！励みになります…！！片腕のシーンは賢者の石�兇�Another3に登場しております！！！！確か！！！ちょっと私も調べてきますね！！！（？？？） (2021年10月28日 1時) (レス) id: 5127b376cb (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 読ませていただいています！クィレル先生を死なせない展開がよく思いつくな、と感動しました！これからも更新頑張ってください！質問なのですが、主人公はどこで片腕をなくしましたっけ、？そういう描写が見つけられず…教えて頂けると幸いです！ (2021年10月27日 22時) (レス) id: 13eba02cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まむさじ | 作成日時：2019年6月25日 20時
