50.やっとの外出 ページ10
あれからメロさんは自分の家に帰るからと出ていった。
数日間にかけて、私は変装をして少しずつ外出ができるようになった。
男の子になりきるのもだいぶ慣れてきた、というより部活時代の劇の感覚が戻ってきた。
そして今日は、弟者さんと一緒に食料の買い出しと、私でも扱えるような武器や装備などを見に行く日。
弟「レンくん、用意できたー?」
『はーい、もう出れまーす!!』
乙「弟者くん、くれぐれも気をつけてね?」
弟「わーかってるって、大丈夫だよ。🚩←」
兄「だからフラグを立てんなっつの。」
フラグ...?なんのことだろう?
乙「でもまぁとりあえず、もう1回言うけど買ってきて欲しいものはメモに書いてあるから。」
弟「はーい。」
兄「Aも、なんかあればすぐに連絡しろよ?」
『はーい!』
そうして家を出た私たちは、すぐにスーパーに行った。
本当はもう少しいろいろ見て回りたいけど、今は我慢。
弟者さんたちにも申し訳ないしね!
『えーっと、調味料とお肉と、あと野菜もいくつかありますね。』
弟「手分けして取りに行きたいところだけど俺は今は
レンくんのボディーガードだから。一緒に探そっか!」
『そうですね、ありがとうございます！(ﾆｺｯ)』
弟「!!///」ﾌｲｯ
弟者さんが顔を逸らしてしまった。
何か変なことでも言ったのだろうか?
『あの、弟者さん?』
弟「いやっ別にっ!!なんでもないよ!」
『そうですか?』
そんなやり取りをしつつも、必要なものをどんどんカゴの中に入れていく。
『とりあえず、メモに書いてあるものは全て入れましたね。...? あれ、弟者さん?』
弟「ん?なにー?」
『その手に持っているものはなんですか?笑』
弟「えー、レンくん何か変なものでも見えてるのー?
俺別に何も持ってないけど〜?」
『いや、下手な芝居はやめてください笑』
弟者さんが大量のお菓子を大事そうに両腕に抱えてやってきた。
子供みたいでかわいい。
『おついちさんに何か言われても知らないですからね〜?』
弟「べ、別に俺が買ったっていう証拠はないし?糖分とかってほら、ストレスにもいいって言うでしょ?だからいくらあっても困らないかなーって、ね?」
『一体どこの情報なんですかそれ笑』
そして結局お菓子もいくつか買ってしまった。()
おついちさんごめんなさい。
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めびお(プロフ) - りんごりさん、ありがとうございます!!私も語彙力が足りず、もっと御三方をかっこよく書きたいのですが難しいですね...(汗)そして応援ありがとうございます!これからも少しずつですが、更新頑張ります! (2020年8月25日 18時) (
レス) id: b6882de79e (このIDを非表示/違反報告)
りんごり(プロフ) - みんなかっこよくて惚れそうです(惚れてる←)状況が伝わってくるのでドキドキしながら見させてもらってます！ありがとうございます(？)語彙力なくて申し訳ないですが、応援してます〜 (2020年8月22日 21時) (レス) id: ed37fb6fcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めびお | 作成日時：2020年7月20日 21時
