ご法度 ページ8
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柳田｢祐希に対する見方ってなに？｣
｢…あー、それが聞きたくて私を食堂に誘ったんですね？｣
柳田｢そんなとこ｣
目の前に座って、美味しそうに味噌汁を啜るマサさん。
前髪が汗で湿ってて、あのくりくりした目で見つめてくる。
なんだその色気は。
柳田｢…山崎咲良？｣
｢え…、なんで、？｣
柳田｢やっぱりな｣
ふふんって笑うマサさん。
その名前を聞いて体が硬直する私は、もう末期なのかもしれない。
近くに座ってたアキさんがこっちを見た。
思わず助けてって目で訴えると、小さくため息をついたアキさんが自分のお盆を持って隣に来てくれた。
柳田｢…なんで山内？｣
山内｢俺こいつの見張り役です。お気になさらず｣
柳田｢見張り役…？｣
｢アキさんいつから私の見張り役になったの？｣
山内｢んー、お前が倒れた日から？｣
柳田｢倒れた？｣
｢あーあー！アキさん見てこのコロッケおいしそー！はいあーんして！｣
山内｢なんでだよ、俺もあるんだけどコロッケ｣
｢いいからいいから！｣
コロッケを箸で挟んでアキさんの口に押し付ける。
すっごい嫌そうな顔をするアキさん。
でもダメだよ。
倒れた話はご法度。
話したらダメ。
柳田｢おいA｣
｢あ、えーっと、石川くんのことは、そこまで深い理由がある訳じゃないので！｣
柳田｢いや、そんなわけなくない？｣
｢そんなわけあるんです！あー、健太郎！カモン！｣
いたたまれなくて、食器を返してる�盒況鯊析困鮓�つけて呼ぶ。
飛んで来てくれた。
…石川くんも一緒に。
｢ごめん、私の分食べてくれない？｣
�盒�｢いや、いいけどさ、全然食ってなくね？｣
｢食欲なくて、仕事もあるし、お願い！｣
�盒�｢おう。気にすんな｣
｢ごめんね、ありがとう｣
逃げ出す。
逃げるが勝ちだよ。
みんなプロだから、公私混同はしないと思うし。
ごめんねマサさん。
迷惑はかけられないよ。
アリーナに戻ると、くにさんがいた。
思わず駆け寄る。
｢足の具合はどうですか？｣
清水｢んー、ぼちぼちやなぁ｣
｢…焦れったいですよね、練習できないの｣
清水｢せやなぁ…｣
清水さんは、足を怪我しててすぐには練習に参加できない。
パナにいる時も、簡単な筋トレだったりしかできてない。
私もバレーしてて怪我したときは地獄だったなぁ。
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花(プロフ) - コッペパンさん» ！？！？ありがとうございます…泣泣めちゃめちゃ嬉しいお言葉…！これからもがんばります！！ (2021年8月6日 8時) (
レス) id: 6782c8e9bf (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン(プロフ) - 主様の小説が好きすぎてたまりません。久原くんと男好き悪女と夢主。むっちゃスカッとしましたーー。これからも頑張ってください。 (2021年8月6日 7時) (レス) id: 35bad60104 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - もかさん» もかさああん！！ありがとうございます！！！いやぁ、嬉しいです…！ありがとうございます！！すぐ次回作準備致しますので少々お待ちくださいね！！！ (2020年4月22日 21時) (レス) id: a7ed6a47fc (このIDを非表示/違反報告)
もか - 花さ〜〜〜ん、お疲れ様でした！！悪女退治してスカッとしつつキュンが止まらないという、この、自粛期間にはもってこいのお話でござんした！！次も楽しみです！！！ (2020年4月22日 21時) (レス) id: 2e737efd69 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - まっちゃんさん» ありがとうございます、恐縮です…！！ 次回作もすぐご用意しますのでお待ちください！！！！！！ (2020年4月22日 21時) (レス) id: a7ed6a47fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2020年4月11日 20時
