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『安室さん…コンビニ寄ってもらっても良いですか？』
「何か買うものでもあるんですか？」
『アナログ式のカメラを買いたいんです。その天体観測施設、レジャー施設もあるみたいですので、安室さんが普段見せないような顔を撮れるかなって』
安室さんは目を点にした後、少し困ったように眉を下げた。
もちろん保存するわけではない。すぐに消すつもりだ。
だって彼は、サクラ…いやここではゼロというべきか…。彼らは自分の記録を残すことを禁じられている…いわば存在しない人物であれと言われている人たちだ。
原作を読んでいない私でも、その存在事態は知っている。おそらく�牋村柴��瓩盖玉召世蹐Α�
「Aさん…？」
『大丈夫ですよ。写真はすぐに燃やして消去するつもりですので…だからこそ�爛▲淵蹈悪瓩覆鵑任垢茵�』
と笑うと、彼は眉を一瞬ぴくりと動かした。だがすぐにいつもの調子に戻り、わかりました。と言って車を走らせた。
コンビニについてカメラを買って、施設へと足を運んだ。
「上映まで時間がありますね…どうしますか？」
『なら、テニスしません？テニスコートあるみたいですし…』
と言うと彼は良い笑顔で、いいですねと笑った。
『安室さん…手加減って言葉を知ってますか？』
さあ、なんのことでしょう？と肩をすくめる安室さんをキッと睨みつけた。
彼がこんなにガチでするとは思わなかった。おかげでラリーが全然続かないし…
はあ…とため息をつくと、パシャりという音がした。慌てて音の鳴る方を見ると、安室さんがカメラを構えながらクスクス笑っていた。
天体観測の上映まで彼との写真を撮り続けた。
「Aさん…」
そう言って差し出された手は、とても暖かいものだった。
2人並んでベンチに腰をかける。
「あの〜…もし良かったら写真お撮りしましょうか？」
と私たちに声をかけてくれたのは、1組の男女だった。恋人繋ぎをしているということはおそらくカップルだろう。
そういえば、私達もカップルに見えるのだろうか…なんて思いながら安室さんを見ると、ふと目線が混じりあった。
彼は一瞬目を丸くしたが、いつもの爽やかフェイスに戻り、ではお願いしてもらっても良いですか？とカメラを彼女たちに渡した。
彼女たちに礼を言って、私達は上映会場に向かった。
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レリア（黒赤蓮梨）(プロフ) - 美都さん» 最後まで閲覧してくださり、ありがとうごさいました！！そう言っていただけるなんて感無量です！！私にはもったいないお言葉で…とても嬉しく思います！本当に応援して下さり、ありがとうごさいました(^^) (2017年10月8日 22時) (
レス) id: 4816739c93 (このIDを非表示/違反報告)
レリア（黒赤蓮梨）(プロフ) - ノアさん» ありがとう！ノアちゃん！そう言ってもらえるだけで本当に嬉しいです(*^_^*)ありがとう！最後まで閲覧して下さりありがとうごさいました！！ (2017年10月8日 22時) (レス) id: 4816739c93 (このIDを非表示/違反報告)
美都 - 完結おめでとうございます！！すごく切なくて感動しました…！！また何度も読み返したいと思います(⌒▽⌒)！ (2017年10月8日 21時) (レス) id: f8e00b0820 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 完結おめでとう！終わっちゃうのは寂しいけど凄くいい作品でした！ (2017年10月8日 14時) (レス) id: 1927fe488d (このIDを非表示/違反報告)
レリア（黒赤蓮梨）(プロフ) - ブルーパープルさん» ありがとうごさいます！前作もコメントして下さいましたよね？ 汗 とても嬉しいです！！最後まで閲覧してくださりありがとうごさいました！！ (2017年10月8日 12時) (レス) id: 4816739c93 (このIDを非表示/違反報告)
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