episode9 ページ11
―Aside―
色々と探して、最終的に食堂から少し遠い所の廊下にあるベンチで食べる事にした。
せっかくの昼食、こんな場所で食べる人はいないでしょ？
ベンチに腰掛け、先程買った豪華な昼食を食べ始める。
一口食べてみると…
「おいしい。」
小さい声で言った。
味はとてもおいしい。
それはこの学園の良い所だね。
どんどん食べ進めていると…何やら足音が近づいて来るのが分かった。
嘘でしょ…
せっかく人が来なそうな場所に来たのに。
運が悪い。
とりあえず気にせずまた食べ始める。
すると。
？「あれ…？君、どうしてこんな所にいるんですか？」
話しかけられた。
思わず箸が止まる。
声をかけてきた人を見る。
？「食堂で…食べないんですか？」
白い制服…だ。
はぁ…とことん運が悪いよこんなの。
というのは顔に出さず。
「別に…ちょっと、一人でいたかっただけです。なんとなく。」
私がそう答えると、その人は少し驚いた様な顔をした。
…変な事は言ってないと思うんだけど。
「どうかしましたか？」
？「え？あぁ…何でもないですよ。…君は、変わった子ですね。」
「…？」
は？と言いそうになるのをおさえる。
急にそんな事言われるなんて思わなかった。
？「あっ、自己紹介まだでしたね。僕は堀川国広です。よろしく。」
「私は波河Aです。」
よろしくとは言わないけど。
堀川「フフッ、いきなり話しかけてすみませんでした。ではまた。」
そう言って、堀川さんはどこかに歩いて行った。
…やっぱり、あの黒い制服の集団とは雰囲気が違うな。
ていうか、どうしてあの何人かだけ、制服が違うんだろう。
―堀川side―
何か、思ってるのと違った。
僕との接し方に驚いたよ。
変に色目を使ってこなかったし、しゃべり方も普通。
それに…笑顔も作らなかった。
変わった子。
だけど僕にとってはそれが面白い。
この学園は皆同じ様な奴ばっか。
やっぱりリーダー、さすがだな。
あの子に目をつけて正解だったかもしれない。
少し僕も…興味がわいた。
いつも皆で集まる部屋に来た。
ここには、昼食の時と、昨日みたいに放課後に集まる。
グレイス専用の部屋だからね。
中に入ると、皆すでに食べ始めていた。
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shuna(プロフ) - きよひーさん» ありがとうございます！楽しんでいただけてとても嬉しいです！頑張ります！ (2019年9月1日 14時) (
レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
きよひー(プロフ) - 面白いですね！更新待ってます、頑張ってくださいo(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2019年9月1日 11時) (レス) id: 276c9143cf (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 幸別愛友さん» 見てくださりとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月12日 11時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
幸別愛友 - 更新が凄く楽しみですね！頑張って下さいp(^∀^)q (2019年8月12日 11時) (レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 礪さん» 読んでくださりありがとうございます！時間があれば頑張って更新しますね！ (2019年8月11日 22時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shuna | 作成日時：2019年8月11日 18時
