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この奇妙な関係を始めるに当たって私達の間にはいくつかルールができた





その1


私はいつ片時も彼の事をご主人様と呼ぶこと





その2


私はいつ片時も彼の命令に従うこと





その3


私はいつ片時も敬意を持って彼に話すこと





その4


彼は私の秘密をバラさないこと





……いや、なんだこれ


圧倒的に私の方が多いし、圧倒的に負担する量が違うじゃねぇか!おい!


ガルルルと唸る犬みたいな顔で睨みつける





「何その面?俺に忠誠を尽くすって誓ったよね?」


『は?どう考えてもそっちの一方通行ですけど!私はこの契約納得してないからね!絶対友達同士の方が一番丸く収まるのに!』


「そうは言うけど、告白されて、それを無かった事にしろって言われたコッチの身になれば?誰がそんな奴と仲良く出来ると思う?」


『うわ、心狭っ!クズ!スカポンタン!サディスト!』


「ふーん。そんなこと言うんだ?今から教室戻って告白した事クラスの連中にバラして欲しいの?」


『いやぁぁぁあ!やっぱり両想いでした!』


「その言い方辞めてくれない?」





蔑むような目で私を見て、挙句の果てには舌打ちをされた





あー、多分この人私の事嫌いですね


せめて照れながらその台詞言ってくれたら、ちょっとはラブコメディっぽくなるのに


でも、そんな顔しててもカッコいいんだよなぁ





『ズルいですね』


「何が?」


『いや、こっちの話で……イダダダダダッ!』





誤魔化そうとすると、ギチギチと思いっ切りほっぺたを抓られた





「ルールその5、俺に隠し事は無し」


『ふぁ?そんはのなはっはじゃないへふか』


(は?そんなの無かったじゃないですか)


「今決めた。あんた中々懐きそうに無いから、今のうちに俺への服従を誓って貰うよ」


『じふんかっへ!』


(自分勝手!)





その後何がズルかったのかと永遠問い詰められそうだったので、クソみたいな性格しててもカッコいいからです、と正直に言ったのに向かいに居る渚くんにバラそうとしてる





『ちょっと待って!許して下さいィィ』





私の学園生活、こんなので大丈夫なのかな

7→←5 【忠犬編】



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設定タグ:赤羽業 , 暗殺教室 , 恋愛   
作品ジャンル:ラブコメ
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ハバネロ(プロフ) - 黒髪さん» コメントありがとうございます!(*´ ∨`)大好きって言って貰えて嬉しいです!恋愛要素今のところ少なめですが、ご褒美編で展開をがらりと変えるつもりでいるのでこれからも楽しんで下さると幸いです!更新が捗るようなコメント本当にありがとうございます^^ (2019年4月30日 16時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
黒髪(プロフ) - このお話大好きです!更新頑張ってください! (2019年4月30日 14時) (レス) id: 058440bffe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハバネロ | 作成日時:2019年4月14日 23時

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