ふぉー ページ5
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A「……で、これは一体どういうこと？」
事の始まりは突然だった。
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A「…仕事？」
社長「そうデース！今度ライブをする衣装をデザインしてもらいたいってことですノーヨ！」
A「その喋り方ウザイ。やめて。」
社長「……」
A「で、そのライブするのは誰。」
社長「YouにはST☆RISH、QUARTET★NIGHTの2グループを担当してもらいマース！」
A「お断りしマース」
社長「認められまセーン！」
A「そもそも私、ここで仕事をするとは言ったけど、ここのアイドルに協力するなんて言ってないわよ。勝手に話を進めないで。悪いけど私は外部からの仕事しかとらないわ。」
社長「ではお前のパスポートはあの焼却炉に燃やされてしまうわけだ。可哀想に。」
A「は？……って龍也さあああん！？」
まあ温度差がひどいけど今はそんなことよりも。
なんと龍也さんが私のパスポートを手にして
焼却炉の扉を開けていた。
いやなぜ()
龍也「悪いな、社長が聞かねえもんで…」
A「だとしてもそれはないよ龍也さん！！」
社長「仕事を受けないのであればYouのパスポートは灰になりまース！！」
A「わかったわかった受けるわよ！！パスポート返せ！！」
社長「なーら話は終わりヨンッ！！ハハハハ！」
私が承諾するとすぐに社長はどこかへ行った。
窓を破って()
龍也「ほらよ、パスポート。ま、よかったな。」
A「なにが！？」
龍也「とにかく、シャイニングはお前を引き戻そうと必死だぜ。腹くくれよ。」
A「ハア……なんでこんなことに…」
龍也「お前が海外に行くことに大反対らしい。まあなんでそんなに反対するのかは分からねえが。お前なにかしたんじゃないのか？」
A「なにもしてないわよ！てかそのお前呼びやめて！腹立つ！」
林檎「まあまあ♪Aちゃん少し落ち着いて！」
A「！？」
この人いつの間に背後にいたの！？
忍者！？前世忍者なの！？
しかもなんで手を取るの怖い(真顔)
A「手、離してくださいます？」
林檎「あら、とっても綺麗な手だと思ってつい握っちゃったわん！ごめんなさいね〜」
絶対ごめんなんて思ってないその顔…
龍也「とにかく、引き受けるって言っちまったんだからやることはやれよ。早速今日の午後から会議だぞ。」
A「今日！？」
急展開すぎる状況に
愚痴を零しながら私は部屋を後にした。
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作者名：胡蝶 | 作成日時：2019年8月14日 1時
