イタリア語 ページ24
「終夜ー！」
ドアをノックもせずに入ってくるベルに、寝ていた私は起き上がる。
入隊してから一週間がたち、ヴァリアーの生活にも少し慣れてきた、と思っていたらこれだ。
「Buona mattina！」
「えっ・・・」
いきなりの言葉に私は驚く。今、ベルなんていったの？
私が困ったような顔をしているのに気づいたのか
「今、イタリア語でおはようって言ったんだ。
そういや、お前、日本人だったよなー。顔がイタリア系だから、忘れてた」
と、ベルは笑う。
「そうかな・・・？お父さんもお母さんも日本人なんだけどね」
そう言われれば、ちょっと掘りが深いかもしれない。
それよりも、だ。
「やっぱり、イタリア語って喋れないとダメだよね」
私が聞くと、うーんとベルは唸る。
「まぁ、ヴァリアー入隊条件の一つが八カ国語以上喋れることだしな。
覚えて損はないと思うけど。でも、ボンゴレの初代が日本好きだったとかで、ボンゴレは
大体日本語で喋ってるぜ？」
「そっかぁ・・・。私、覚えられるかな」
入隊条件が八カ国語ってかなりキツいな。
落ち込む私を慰めようとしてくれているのか、明るい声でベルが言う。
「大丈夫だって！八カ国語喋れない奴は、カス鮫に通訳してもらえってボスが前言ってたから」
「それって、カス鮫さん？雑用押しつけられているんじゃ・・・」
と、その時、ドアが開き大きな声が部屋に響き渡った。
「う゛ぉおおおおい！誰がカス鮫だぁ！」
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京夜(プロフ) - ネアレ殿さん» うわーっ！ありがとうございます！今はテスト週間という恐ろしい時期なので、更新が遅れそうですが、終わったら書いていきます！応援ありがとうございます(｀･ω･´) (2016年11月20日 9時) (
レス) id: 4b153081bb (このIDを非表示/違反報告)
ネアレ殿(プロフ) - 新作おめでとうございますヽ(*´∀｀)ノ作品更新無理をしない程度に頑張って下さい(`･ ω･´)ゞﾋﾞｼｯ!!応援してます(*⌒▽⌒*) (2016年11月20日 1時) (レス) id: c0475fe362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京夜 | 作成日時：2016年11月17日 19時
