すごいと思った ページ17
「おい、やっぱり担ぎ上げるぜ」
反論することもできず、金髪さんは私を担ぎ上げた。
「ごめんなさい、ありがとう、金髪さん」
高速で移動している途中に言うと、
彼は「オレ金髪さんじゃなくて、ベルフェゴール。ベルって呼べよ」
「あと、オレ王子だから」
確かに彼の金髪は王子のようにキラキラしている。
「お前の名前は？」
「私は・・・月ヶ瀬終夜」
私が言うと、彼は興味もなさそうに「ふーん」と相槌をうった。
「じゃあ、お前何才？オレより年下っぽいけど」
なんだこれは・・・自己紹介？
「えっと・・・９才」
「は？ほんとに？」
こんな所で嘘はつかないよ・・・
私は頷いた。
「じゃあ、ベルは何才なの？」
彼はちょっと黙ってポツリと言った。
「１１才」
「え、すごい」
初めにでてきたのはその言葉だった。
だって私は記憶があるから大人びてても不思議じゃないけど、彼は違う。
あまり年は変わらないのに力もあって頭もいい。
ほんとにすごいなぁ。
「まぁ、当たり前だろ？だってオレ、王子だもん」
うしし、と笑う彼。
その彼はちょっと得意気だった。
((すごいって思った))
((子供っぽいところもあって安心した))
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京夜(プロフ) - ネアレ殿さん» うわーっ！ありがとうございます！今はテスト週間という恐ろしい時期なので、更新が遅れそうですが、終わったら書いていきます！応援ありがとうございます(｀･ω･´) (2016年11月20日 9時) (
レス) id: 4b153081bb (このIDを非表示/違反報告)
ネアレ殿(プロフ) - 新作おめでとうございますヽ(*´∀｀)ノ作品更新無理をしない程度に頑張って下さい(`･ ω･´)ゞﾋﾞｼｯ!!応援してます(*⌒▽⌒*) (2016年11月20日 1時) (レス) id: c0475fe362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京夜 | 作成日時：2016年11月17日 19時
