雑談 ページ16
何故か担ぎ上げられた私。
「あの、金髪さん。私、自分で歩けますよ？」
私がいうと、彼はへぇ〜と薄ら笑いを浮かべる。
「今からこの森の木の上を飛び移りながら移動するけど
お前できるの？しししっ。まぁ、望み通り降ろしてやってもいいけど？」
ニヤニヤと笑って聞く金髪さん。
できる訳ない。けど、そういわれると悔しい。
「降ります」
私がいうと、驚いたように私を降ろす金髪さん。
とりあえず、木の上に飛び移らなければ。
怖くて足が震える。
頑張って飛び移る。
あれ？意外に簡単に飛び移れた。
平凡な運動神経だと思っていたけど・・・案外よくなっている？
そう思ったとき、ずるっと足が滑った。
「あっ」
「おいっ!!」
空は見えない。見えるのは木の葉だけ。
死ぬのかな。
そう思ったとき、支えてくれる腕があった。
また目を開けるとそこには金色。金髪さんの顔があった。
「おい！全然できてねーじゃん！」
怒鳴る金髪さん。
「ごめんなさい。できると思ったんだけど、ダメだった」
「死んだらどうすんだよ！！」
金髪さんの声は何故か震えていて。
「泣いてるの？」
私が聞くと「は、はぁ？泣いてねーし」と言い返した。
金髪さんは大切な誰かを最近失ったのかな。
だから怖かったのかな。
「お前こそ何泣いてんだよ」
金髪さんが言った。
「ほんとだ。なんで泣いてるんだろうね」
確かに私は泣いていた。
なぜか出てくる涙に、私は笑うしかなかった。
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京夜(プロフ) - ネアレ殿さん» うわーっ！ありがとうございます！今はテスト週間という恐ろしい時期なので、更新が遅れそうですが、終わったら書いていきます！応援ありがとうございます(｀･ω･´) (2016年11月20日 9時) (
レス) id: 4b153081bb (このIDを非表示/違反報告)
ネアレ殿(プロフ) - 新作おめでとうございますヽ(*´∀｀)ノ作品更新無理をしない程度に頑張って下さい(`･ ω･´)ゞﾋﾞｼｯ!!応援してます(*⌒▽⌒*) (2016年11月20日 1時) (レス) id: c0475fe362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京夜 | 作成日時：2016年11月17日 19時
