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第30話 ページ32

Aside

『へ?』

善「俺は死んだりしないから、泣かないで。」

『あ…や、ごめんほんとにごめ、困らせてるよね』

善「んーん、大丈夫。

ねえ、A、確かに俺はすごく弱いし頼りないし全然かっこよくないし、全然ダメダメだけど、」

『…だけど?』

善逸が澄んだ綺麗な目で私を見つめる。


善「守るべき何かを見つけられたからこれからもっと強くなれると思うんだ。」


『っ…』

善「俺、努力するのがすごく嫌いで、努力することから逃げてばかりだけど、Aのことを守りたいから俺は努力して強くなる。だから俺は死なない。」

ああ、どうしてこの人はこんなにかっこよくていい人なの?ほんとに私なんかが相手でいいの?もう好きが止まらない。

『も、もうやめてよ、涙止まらないじゃんか』

善「不安にさせてごめん。俺もっと強くなるから。」

『善逸はもう十分強いし…それにさっきの訂正ね。善逸は弱くもないし頼りなくもないし、ましてやかっこよくないなんてありえないから。』

善「…っ!俺こんな幸せでいいのかなぁ。」

『私もすごく幸せ。ねえ善逸?』

私は善逸の頬を優しく包み

『これからも私のこと幸せな気持ちでいっぱいにして……ほしいデス』

すると善逸がニシシ、と照れと様に笑うと

善「うん、もちろん、俺ができる最大限のことをするよ。ずっと一緒にいようね。」

と、優しい声で言ってくれた。

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星蘭澪(プロフ) - はい!いつでも!暇なので (2019年12月6日 22時) (レス) id: 3493931ed9 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - 星蘭澪さん» 前もコメントしてくれましたよね?!そのときすごく嬉しかったです!またいつかお話投稿したときは、よろしくお願いします! (2019年12月6日 22時) (レス) id: e72f5bf396 (このIDを非表示/違反報告)
星蘭澪(プロフ) - 湯川さんいつでも待ってます!更新頑張ってください! (2019年12月6日 22時) (レス) id: 3493931ed9 (このIDを非表示/違反報告)
星蘭澪(プロフ) - はい!共感しかないです! (2019年11月10日 22時) (レス) id: 3493931ed9 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - 星蘭澪さん» コメント、ありがとうございます!善逸やばいかっこいさですよね!? (2019年11月10日 21時) (レス) id: e72f5bf396 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:湯川 | 作成日時:2019年11月8日 23時

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