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第14話 ページ16

Aside ※多少胸糞注意です。

『少し長くなるけど、大丈夫?』

善「大丈夫、ゆっくり自分のペースで話して。」

『ありがとう。

…あのね、私は三人家族でお父さんは私にすごく優しくてすごく大好きだったの、で、お母さんはお父さんがいない間私を…叩いたり殴ったりしてた。でもね?そんなこと言ってお父さんのこと困らせたくなかったしどんだけ痛いことされたり悲しいこと言われてもお母さんのことが大好きだったから我慢してたの。そ、それで、それでね、』

善「ゆっくりで大丈夫だよ。ちゃんと聞いてるから。」

『えっと、それで、そんな感じの生活がずっと続いていて、私が5歳のときお父さんが急な病気で死んじゃって、お母さんと二人きりの生活になって、それからお母さんは私に対してもっと酷い対応をしてきて、私が10歳の時くらいまで雨の日でも吹雪の日でも真夏のすごく暑い日でも外に放り出して丸一日家に入れてくれないだとかがあって寒いのにも、暑いのにも慣れて、暴力が酷いときには肋が折れたりもしたんだ、でも、そんな痛みにももう慣れて、そんな私をお母さんは気持ちが悪いさっさと死ね、消えろって…言ってきて、それで、』

善「うん、もういいよ、話してくれてありがとう。辛かったね、悲しかったね、でももう大丈夫だよ、俺が守るから。ずっと一緒に居よう。」



…暖かい、私善逸くんに抱きしめられてるんだ。この時代には、こんなにも優しい男の子がいるんだね。

そんなに優しくされたら、涙止まんないよ。


『善、逸くん?なんで善逸くんが



泣いてるの?』


善逸くんが泣いている。抱きしめられているけど鼻のすすっている音や息遣いで分かる。

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星蘭澪(プロフ) - はい!いつでも!暇なので (2019年12月6日 22時) (レス) id: 3493931ed9 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - 星蘭澪さん» 前もコメントしてくれましたよね?!そのときすごく嬉しかったです!またいつかお話投稿したときは、よろしくお願いします! (2019年12月6日 22時) (レス) id: e72f5bf396 (このIDを非表示/違反報告)
星蘭澪(プロフ) - 湯川さんいつでも待ってます!更新頑張ってください! (2019年12月6日 22時) (レス) id: 3493931ed9 (このIDを非表示/違反報告)
星蘭澪(プロフ) - はい!共感しかないです! (2019年11月10日 22時) (レス) id: 3493931ed9 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - 星蘭澪さん» コメント、ありがとうございます!善逸やばいかっこいさですよね!? (2019年11月10日 21時) (レス) id: e72f5bf396 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:湯川 | 作成日時:2019年11月8日 23時

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