気になって:2 ページ7
本当驚いたぜ…
いきなり押し倒されて
確かにちょっと痛かったけど、抱きしめられたりお姫様だっこされたりは恥ずかしかった…///
でもちょっとうれしかったかも…ってまて!
私はそんな乙女じゃない!
まずルークの話を聞かないと…
「ほれ、ルーク、寒いだろ?コーヒーだぜ。で、こんな時間にどうしたんだ?」
「…昼の事が気になって」
「昼の事?…あっ…かわいいとか…の事、か?///」
「はい…あれ、やりすぎちゃって嫌われてないかって…心配で……」
ルーク…
私が嫌いになるわけないのに
むしろ…大好きなのに
「ルーク。私がルークを嫌いになる筈がないだろ?お前は私の大切な相棒なんだから」
「ほ、本当っすか?」
「嘘ついても意味ないだろ?」
「…はいっす!」
途端に暗くなっていたルークの顔が明るくなる
相当心配してたんだろうか
私なんかのために
「…来てくれてありがとな」
「だって先輩に嫌われるなんて嫌なんですもん」
「そうか。…私もルークに嫌われたくないぜ」
「そっすか」
そう答えると、ルークは床を見つめ始めた
照れくさそうに笑っているのが見て取れた
……
「…なぁ、ルーク。飲みたい」
「先輩らしいっすね」
「どういう意味だ」
「なんでも」
やっぱり私は私だ
酒を飲んでは騒ぐのが好きなんだ
特に、こいつと一緒に酒を飲めるなんて最高だから
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