沖 田 と 土 方 【沖田総悟】

違和感、ひとつ、ふたつ ページ42

Okita side



それと、

違和感に思うことがもう1つ。



総 『すいやせん、団子3つ下せェ』

“総悟さん！今日もサボりですか？”



…葵乃さんが甘味屋で働くようになった

なんか、、

タイミングがいいというか…



お礼された後から

ここで働くようになったらしい。

それも、

数ある甘味屋の中でも、

俺の行き着けの甘味屋って…



…なんか気持ち悪くねーですかィ？



総 『サボりじゃねーです、休憩でさァ』

葵 『また土方さんに追いかけられますよ？(笑)』

総 『…そーですねィ』



…なんか嫌だ、


妙に甘い声を使ってること、

妙にボディタッチが多いこと、

総悟くん、って呼んでくることも。



…こんな女らしい女より、

男らしい女のアイツの方がいい。



何でだろう、

俺の趣味は本当に可笑しいですねィ。



葵 『あれ？総悟さん食べるの早いですね』

総 『あ？あー…仕事がありやすから』

葵 『いつもはもっとゆっくりしていくんじゃないんですか？』

総 『…そりゃあどこ情報ですかィ、』



＿＿＿“Aさんからです、”



…なんか嫌だ、


Aが俺の情報を垂れ流ししてんのが、

なに？

お前、


俺と葵乃さんを

くっつけてようとしてんの？


お前が俺を操ろうなんて…

100年早ェんでさァ、、



総 『…葵乃さん、…アイツともう会わないで下せェ』

葵 『え？アイツ…？』

総 『Aのことでさァ』



いつか万事屋の旦那にも言ったが、

アイツはすぐ人に操作される人間だ。


詐欺師に騙されやすいタイプなんでさァ


だから、


アイツが振り回されるのは俺でいい。

アイツも俺だけに振り回されてればいいんでさァ、



葵 『…総悟さんにとってAさんは何ですか？』



俺にとって、Aはなにか？

…そんなの決まってんだろ、



総 『…ただの幼馴染でさァ、』



誰が本当のこと言うかよ、ばーか。




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私が決心した日→←先に進んでいくな。

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