救済するのは猫又なんです！ (ページ2)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:9,372 hit

2.序章だよページ2

昔々…そのまた昔

村にとある猫又と言う妖が現れたが
その巨大な力により村人は瞬く間に

倒れていった

しかし一人の人間の陰陽師が
その猫又を命を懸けてとめたのだ

そして猫又は失って気づく

あぁ、自分は何と愚かな事を
してしまったのだろうかと

三日三晩ずっと泣き続けたがふと
陰陽師の言葉を思い出す

「人は脆いです……だからこそ

貴方にはこれからの人々を

守ってあげてほしいんです」

そう笑って居なくなってしまった陰陽師

猫又は自分の命を懸けてその陰陽師の
言葉を守り五つの約束をした

【一つ】

人を殺してはいけない

【二つ】

力は私欲の為に使ってはいけない

【三つ】

どんなに時間がかかってもいいから
人を好きになってほしい

【四つ】

人を守る

【五つ】

自分の命を大切にしてほしい

その五つの約束を交わしたあと
陰陽師は安心して黄泉へと向かってしまった

それから約1200年ほど…

再び世を正す為に猫又は
人の世へと出たのだ

歩「っていうのが平安時代の

猫又伝説だって～！」

コ「へ～……でも、その猫又って

約束通り人々を守ってたんだよね」

灰「しかも話によるとその猫又は

未だに人々を守っているらしいわよ」

コ「今の時代に？まさか」

私は公園で話をしている子供達を
よそに別の場所に移動する

『…ふぅ……そんな大層な事……

したかなぁ？

まぁ、約束したけど～』

あ、始めましての人が多いね

私は先程猫又伝説と言われていた

張本人……平安の暴れ猫こと

猫又のAだよ♪

え？話と違う印象って？

まぁ、私もそれなりに性格は
丸くなったからね～

ま、気楽に約束は守っていく方だよ
それよりも…

いや、この話はまた今度でいいや

昔話も飽きたでしょ？

それなら私が面白い話をしてあげよう

私が助けた四人の警察官の話を＿