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70.慰めはしない ページ22

文月side



話を聞いていると重たく感じて
水を飲んで口を開く




「そうだったのか………」



『………でも、本当に今は楽しくて

お母さん達には感謝してるよ』



でもAは無理して笑っているのは
目に見えているのに俺は

こんな時でさえどんな風に
声をかけたらいいのかわからなかった






『…文くん?』


「ったく………」



『……あははっ…くすぐったいよ………


文ちゃんっ』



「俺は文月だって言ってるだろ」



頭を撫でて慰めをする


言葉では慰めをしても俺は出来ないから
俺はあえて撫でると

Aは俯いて泣いていた






本当、個室でよかった




「我慢しすぎなんだよ」


『………ごめんね、文月』



「!………そうだぞ

もっと頼ってもいいと思うがな」



Aが俺の名前を久しぶりに
呼んでくれた



全く……手のかかる大人だな






『………文くん、ありがとう』


「どういたしまして」




そのあとは宿に戻って数日間
こちらで過ごした





-京都駅-




「じゃ、またあとからだな」

『一度東雲堂の子達にも

居ない間頼むから挨拶をね』




コ「綾小路警部、

相変わらずリス連れてきてるんだね」


綾「当たり前や

この子は僕の相棒やからな」





それにしても何で綾小路警部が
此処に?


あぁ……確かコナン君と服部君が
事件解決したからだっけ?









それにしてもコナン君……小学生には
全く見えないんだがな





ま、今はいいか



「じゃあ、今度きたときは

ゆっくり観光でもしような」


コ「うん!」









俺はA達が帰ったあと

Aに渡された写真を見て
そっと呟く



「この写真………

正直に言うと関わりたくないんだがな」









『………あれさえわかればきっと

ゆうくんの正体も………』

71.女将として→←69.あの日の記憶



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宵月葵(プロフ) - リクエストありがとうございます!勿論私なりに書かせて頂きます! (2019年3月22日 12時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - リクエストさせてもらっても良いですか?夢主が黒の組織にさらわれてしまって、それを知ってしまった公安組に助けてもらうのは出来ますか? (2019年3月22日 8時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 宵月葵さん» このあとどうなるかな?お菓子の採点はどう決めるのか気になります!続き頑張って (2019年3月14日 20時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - ようやく告白させる事ができて私もホットしてます!これからも宜しくお願いします! (2019年3月9日 17時) (レス) id: d70884df7e (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 告白したぁ♪♪♪おめでとう!! (2019年3月9日 17時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵月葵 | 作成日時:2019年1月22日 4時

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