69.あの日の記憶 ページ21
それはある日の事だった
『………おとうさん？
ねぇ、どうして………お母さん
倒れてるの？』
私は急いでお母さんの所に
急ぐと明らかに真っ赤に染まりすぎていた
慌てて顔を上げると目の前には
犯人がいてもうダメだと思ったけれど
お父さんが守り、助けてくれた
『…ぁ……あぁっ……』
華「大丈夫……だよ
お母さん達が守って上げるから」
誠「手を出した事、
絶対に許さねぇぞ」
そして………救急車がくるまでの間
出きることをしようとした
でも………血はとまることを知らず
お母さん達は呼吸が浅くなる
『………ねぇ………おいていかないでよ
龍也も………若菜も
お母さんもお父さんも………』
華「っ………A…
どんな事をされても絶対に感情的に
怒ったら駄目だからな」
誠「Aの成人式………見たかったな
きっと………綺麗だろうな」
華「なにいってるんだ………当たり前でしょ
私と誠の子なんだから」
『………おか………さん
おと………うさん』
手を伸ばして触れると
だんだんと感覚が冷たくなる
「「A………大好きだ」」
『……置いていかないで！
いや………一人は嫌！！』
そう言うが私の頬に当てられていた
手はするりと滑り落ちて
血の池となった廊下にドサッと落ちた
つい最近まであんなに笑って
しゃべっていて
温もりがあったのに今は全く
感じなくなった
真っ赤に染まる廊下と部屋
そこに横たわる家族
それは………幼すぎる私には
酷なことだった
『………あ…あぁっ……
うぁあぁああああぁぁぁぁああああ！！』
そのあと救急車、警察が来て
犯人は捕まり私は___に引き取られた
そして十年間はとても荒れていてね
生きる意味もわからなくていつも
お母さん達の所にいこうと思った
でも………それは駄目だって言われたから
だから………今はお母さん達の分まで
精一杯生きようと思った
『………精一杯生きたらさ
向こうに行った時に………褒めてくれるよね』
今もその言葉を信じて………
『………これが………あの日の真実と
空白の時間だよ』
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宵月葵(プロフ) - リクエストありがとうございます！勿論私なりに書かせて頂きます！ (2019年3月22日 12時) (
レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - リクエストさせてもらっても良いですか？夢主が黒の組織にさらわれてしまって、それを知ってしまった公安組に助けてもらうのは出来ますか？ (2019年3月22日 8時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 宵月葵さん» このあとどうなるかな？お菓子の採点はどう決めるのか気になります！続き頑張って (2019年3月14日 20時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - ようやく告白させる事ができて私もホットしてます！これからも宜しくお願いします！ (2019年3月9日 17時) (レス) id: d70884df7e (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 告白したぁ♪♪♪おめでとう！！ (2019年3月9日 17時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵月葵 | 作成日時：2019年1月22日 4時
