【芥川龍之介】語彙力のない私が文豪世界へトリップした【文スト】

４１話 ページ43

「とりあえず２チーム作っておこう。何かあったら分裂するよ。まあここは適当にグッとピーでそーろいっといこうじゃないか」

なん……だと？

「グッパーそろいじゃないの！？」

チョキとか聞いたことないんですけど←
文化？文化の違いなの？でもここ同じ日本だよねどういうことなの


「じゃあ間を取って、あみだくじでどうでしょう」

「それだ」

冷静な芥川さんの提案により、グーとかチョキとかパーとか関係なく進むことになった。


「まて、どこの間を取ったらそうなるんだ？」

ただ一人、国木田さんだけ納得していなかったが。

「あみだくじなら私が作るね」

私はあみだくじの神とこの瞬間から自称した女ですぞ。任せろ。

「えーと……チーム双黒とチーム新双黒……よし」

「なんで棒が二本しかないの？」

「それは私と谷崎さんしか選ばないからですよ」

「えっ……まさかのあみだをやる前から私は中也と組むこと決定なの？嫌だよ。え、嫌だよねぇ。私、嫌だよ」

「嫌嫌連呼してんじゃねぇ！俺だって嫌だよ、変えろ」

「それは、できない」

断固として首を振る。

「なんで！」

「みんなが双黒と新双黒の絡みを期待しているから(メタ)」

うん、わかってる。

メタ発言なのは。
でもね、事実だもん。

「……はあ？わけわからん」

「あ、私、新双黒とだ……谷崎さんは双黒とですよ！頑張ってください！」

「聞いちゃいねぇ！」

聞かない、聞かないよ。
だって、双黒好きな人たくさんいるもん。

ネットでたくさん見たよ。画像とか小説とか。

だから、私は恩返しのために双黒を離すわけにはいかない。(使命感)

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