【芥川龍之介】語彙力のない私が文豪世界へトリップした【文スト】

４０話 ページ42

「マフィア３人、探偵社二人、ううーん、フェアじゃないね」

「そうだ、敦くんも連れていこう」

「ええ！？ぼ、僕もですか！？」

フェアじゃない。という理由でパーティに敦くんが加わった ▼


「……ところで、人数が増えたのはいいけれど、Aちゃん。君を含め６人も空に運べるのかい？」

「任せてください！運ぶだけなら！」


＞＞運ぶだけなら＜＜

「え？帰りの手段は？」

「飛び降りましょう」

「最高じゃないか」

太宰のみ、乗り気になった。

「心配するな。飛び降りのときの重力操作は俺がやる」

さすがは我らが中也さん。

頼りになる。かっこいい。

「私の重力は操作しなくて結構だよ」

「誰が手前まで助けてやるっていった？」

「け、ケンカヨクナイ」

ぶんぶんと首をふって抗議する。


「ちっ……俺はとりあえず手前ら５人全員に異能力はかけてやる。無効にしたきゃ手前で勝手にして、一人で落ちてけ。それが嫌なら大人しくしてろ」

気遣ってるのかツンなのかよくわからないよ中也さん！！！

「芥川さん、頑張ろうね！」

「嗚呼。Aは、無理をするなよ」


「うん！」

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