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♡♡♡
えーもうだるいよぉ泣泣。さっさと教えてくれよぉ泣泣。どっかいけよぉ泣泣。
『友達に用があるだけだよ』
｢ふーん…ま、いいぜ。教えてやるよ｣
｢果物が盛ってある器の絵の裏に、隠し戸がある。梨をくすぐればいいのさ。するとクスクス笑う。そこで大きな緑色のドアの取っ手に変わるんだ。そこから行けばいいんだよ｣
『ははーん、なるほどね』
いやー厨房の中に入る方法はわかったね。中に入る方法だけは。
行き方もわかんないんだよ。だって行ったことないもん。さっきまで存在も知らなかったし。
『あのさ、厨房ってどこ』
｢｢…マジか｣｣
え、ちょっとハモんないでよ。しょうがねぇじゃんここ広すぎんだもん。
｢ハッフルパフの談話室の近くにあるよ｣
ハッフルパフの談話室の近く！？じゃあつまみ食いし放題ってこと！？うわいいなー。今からハッフルパフに変更とかできないかな。
それに厨房通いしてたらセドリックの遭遇率が高くなるってこと！？最高じゃん。
｢まさかそれも知らないって訳じゃないよな…？｣
『んー…着いてきてもらってもいいすか』
｢｢マジか…｣｣
というわけで厨房に着きました。
フレッドが梨をくすぐるとクスクス笑いながら身をよじった。そして急に大きな緑色のドアの取っ手に変わった。フレッドがその取っ手をつかんだ。
『あ、もうここまででいいよ！ありがと』
フレッドが取っ手を引っ張る前にそう言う。すると2人は納得いってないという表情をした。
｢折角ここまで来たのに手ぶらで帰るとか勿体無いだろ｣
｢それに、姫の隠し事をはっきりさせたいしな｣
私としては大変迷惑なんですけどね。着いてこないでほしい。頼んだの私だけど。
でも中まで同行とか聞いてなかったし。
『あ、いや遠慮しとく！ってことで着いてこないでね〜〜』
｢ほらほらそんな事言うなって｣
『あちょ、押すな！』
ジョージに押されて厨房に入るとそこにはたくさんのしもべ妖精がせっせと働いていた。
うわー初めて来たし初めてしもべ妖精を見た。
あんなに美味しい料理を作ってたのはこの子達だったんだね。感謝しないと。
私達の存在に気付いたしもべ妖精のうち1人が私達に近付いてきた。
｢お嬢さま！どうなさいましたか？｣
お嬢さま…なんか貴族になった気分。
そう嬉しく思いながら小さいしもべ妖精の身長にあわせて私は屈んだ。
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彩乃 - ほんっとに大好きです！！！！！もーまじ好き笑 甘酸っぱいけど甘さがちょうど良くてまじすきらぶ (9月11日 20時) (
レス) @page47 id: 39421c01f8 (このIDを非表示/違反報告)
綾乃 - まじで大好きです！！できれば更新続けて欲しいです🫶🏻🤍 ドラコ可愛い…あ、主人公の子も！！ (8月28日 18時) (レス) @page26 id: 39421c01f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - めちゃめちゃ主人公が可愛くて面白くて大好きですこの作品！！ (8月13日 20時) (レス) id: 0ffe35b8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます！！！(＞＜) これからも頑張ってください👊🏻💗 (2023年2月27日 19時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちるあ | 作成日時：2023年2月13日 0時
