ドラコの限界オタクちゃん【ハリーポッター】 (ページ34)

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♡♡♡

気分や食欲も元通りになってきた。

てか今日ドラコ見てない。眼球に焼き付けないと。

フォイフォイどこ～。あ、いた！！

えっ、私服だ。当たり前か。初めて私服見たかもかっこいい。失神しそう。

ああ癒された。完全に復活した。流石推し。

『尊いなぁ…』

ぼそっと呟いた声は3人に聞こえていて、ハリー達は顔を合わせて微笑んでいた。

♡

朝食を済ませて4人でマクゴナガル先生がいる所に向かった。

私達が着いたのと同時に先生が口を開いた。

｢よろしいですか、ホグズミードへの外出はご褒美ですから…ホグズミードで悪い行いをすれば二度と外出の許可は出ません｣

先生の話を聞きながらフィルチに許可証を渡す。

｢許可証のある奴は着いてこい｣

生徒がフィルチに着いていく中、ハリーは許可証を持ちながら先生と話していた。

｢残念ですが…最終決定です｣

そう言いハリーの肩に手を置いて行ってしまった。

｢行けないや、またね｣

『…お土産買うね』

小さく手を振って言うとハリーは少し微笑んだ。

ハリーと別れて私はドラコの所に行こうとしてハーマイオニーとロンに言った。

『じゃ、2人で楽しんでね～』

｢そっちこそ！また後でね！｣

｢るあ、またね｣

やだハーマイオニーったら顔赤くしちゃって～。

あれ、ロンも少し顔赤いじゃ～ん。

でもあの2人だからまだまだ遠そうだね…。

甘酸っぱい恋だな～なんて思っていると不機嫌そうな顔をしながら壁に寄りかかってるドラコがいた。

やばい待たせちゃった。でも絵になってて好き。

『ごめん！待ったよね…』

｢やっと来たか、遅い…ぞ…｣

後ろから声をかけてドラコが振り向くと固まった。

あれ、なんで固まってんの？

私無言呪文かけてないよね。え大丈夫だよね。

もしかして服のことかな…。やっぱ着替えてくればよかった。

『えっと…やっぱ変だよね』

｢馬子にも衣装だな｣

えっひどい。でもドラコだから許す！！

それにしてもドラコかっこいいな。やっぱ黒似合うね。さすが坊ちゃん高級感ある。

思わず見惚れちゃうよね。かっこいい。

『かっこいい……』

気付いた時にはもう遅かった。無意識に言った言葉がドラコに聞こえていた。

慌ててドラコを見ると青白い肌を耳まで赤く染めていた。

なにこいつくそかわいいじゃん。尊い。

『…顔真っ赤だよ』

｢黙れ、置いて行くぞ｣

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