ドラコの限界オタクちゃん【ハリーポッター】 (ページ23)

今日:20 hit、昨日:35 hit、合計:88,131 hit

22 ページ23

♡♡♡

『え、いいんですか？！』

｢あぁ、遠慮するでない｣

まじか、困ってたから助かる。

ダンブルドア先生優男。神。紳士。

でも正直1年生からそうして欲しかったわ。

これ秘密ね。まじで誰にも言わないで。

『ダンブルドア先生大好きです！！』

そう言うとダンブルドア先生は嬉しそうに微笑んだ。

校長室を出て大きなダンボールを自分の部屋へ運ぼうとしていた。

やばい重い。なに入ってんだよこれ。

いやめっちゃ嬉しいけど分厚い本とか入ってないよね。

てか視線が痛いんですけど。モテ期？

『はぁ…重い』

｢おい、何してるんだ｣

ダンボールを床に置いて休憩していた時、後ろから声をかけられた。

『ドラコ…』

後ろを向くとまだ腕を吊るしているドラコがいた。

あれ珍しく1人？あのゴツい取り巻きは？

｢随分と大荷物だな｣

『それな？しかもめっちゃ重いの』

まってやばい持ってアピみたいになっちゃった。

ねえやばいどうしよ。まじごめん。

そう思っているうちにドラコはこっちに近付いてきてダンボールを持った。

『えまって腕は！？』

｢もうとっくに治ってる、仮病だ｣

まじかよ。てかほんとに申し訳ないんだけど。

大丈夫かな。そんな細い体で持てる？骨折れない？

｢どこに持っていけばいいんだ？｣

『あっ、私の部屋に持っていきたいんだけど…』

グリフィンドールなんだよね～。だからドラコ絶対嫌がる。

｢……声をかけるんじゃなかったな…｣

『えっ、そんなこといわないでよ！でもいいじゃん！行こ！！』

それにもう荷物もってるから拒否権なしね。

そう思いながらドラコを強制的にグリフィンドール寮へ連れていった。

私の部屋に着くとドラコは顔を顰めながら言った。

｢古くさいところだな｣

『そう？私は別に気にしないけど』

そう言いながらダンボールを開ける。

ダンボールの中には手紙、モンスター、果物、日本のお菓子、新しい洋服が入っていた。

手紙を手に取り広げると日本語で書いてあった。

┈┈┈┈┈┈┈
るあへ♡

進級祝いにたくさん買っちゃった！
好きな人はできた？青春してる？
よかったらそっちのお菓子も送ってね

ママより
┈┈┈┈┈┈┈

やだママ好き。すきぴはいないけど推しはいるよ。

てかモンスター飲みたかったからうれしい。

会いたかったよ～！！愛しのモンスター！！！