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♡♡♡
｢それにしても不思議だよな。腐れ縁なのにあんなにイチャつくなんて…何か隠してるんじゃないのか？｣
『それも思った！絶対陰で付き合ってるとか思ったけどあの言い方は説得力あるわ…』
だって反吐が出るとかこっちから願い下げとか言い合ってるところ見ちゃったらそんなん信じちゃうよ。
はっ、まさか
まってその可能性はある。だって2人純血だし親同士仲良さそうだし、ドラコはお坊ちゃんだからそういうのありそう。
完全偏見だけど。でもほんとだったらどうしよ。もうほんとに勝ち目ないじゃん。
ぐっばい私の恋。他の人探そ。
｢ねぇ、よく分からないんだけど、パーキンソンのだから言ったのに…ってどういうこと？｣
『……たしかに〜！！！』
え、なんで気付かなかったんだろ。私ばかなの？まあばかなんだけど。
ごめん頭ぐちゃぐちゃでそこまで考えてなかったわ。これ結構大事なことじゃない？
うわ、絶対スーパーマリモでスター見逃したのと同じくらいだよね。最悪だ。
｢絶対あいつら何かあるよ｣
そう言われても立場上聞けないしなぁ…。だって私もドラコに隠し事してるし。
もうwin-winじゃん。お手上げ。
なんだか悔しくなってかぼちゃジュースを一気飲みした。飲んでなくない？wow wow
そんなこんなで昼食の時間はおわり、次は占い学なのでハーマイオニーと別れる。
｢じゃ、私は図書館に行くから夕食のときにね｣
『またね〜！』
長い
｢こんにちは｣
ハリーのすぐ後ろでトレローニー先生の声がしてハリーは飛び上がった。
｢坊や、何か心配してるわね｣
トレローニー先生が哀しげに言った。
またなんか始まったよ。ハリー好きだね。そう思ってると同じ思いだったのかロンと目が合った。
｢あたくしの心眼は、貴方の平気を装った顔の奥にある、悩める魂を見透していますのよ｣
それから大変な事が起きるやらなんやら、ここにハーマイオニーがいなくてよかった。
ロンがやれやれという目つきでハリーを見た。ハリーも硬い表情のままロンを見た。
｢…貴方！あぁ…何と言うことでしょう｣
突然がしっと両肩を掴まれて自然と体がトレローニー先生のほうに向く。
え、いまだれに話しかけてる？え私？
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作者名：ちるあ | 作成日時：2022年12月28日 0時
