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♡♡♡
in 大広間
第3150回 家族会議ならぬ友達会議を開始する。
っていうのは冗談で、今普通に慰められてます。
もうだれか助けてくれー。喋る隙がないよー。
｢見たか？マルフォイのあの顔、パーキンソンを見て鼻の下を伸ばしてたぞ｣
｢違うよ、るあにだよ｣
｢パーキンソンに何も言われなかった？｣
｢おぇぇ、思い出すだけで吐き気がするよ…｣
｢あんなの気にしなくていいわよ。るあにはもっといい人がいるわ｣
｢そうだよ、例えば…セドリックとか｣
｢フレッドとジョージは？……やっぱ駄目だ｣
｢もう卒業しちゃったけどウッドもいいと思う｣
｢ちょっと2人共黙って！｣
ハリーとロンがひそひそといい人は誰か相談していると、それを鬱陶しく感じたハーマイオニーが叫んだ。
なんだよ、と不機嫌になるロン。ハリーは言われた通りに黙っていた。
ごめん、いっていい？吹きそう。
『ちょ、ストップストップWWWWWWWWW』
いよいよ耐えられなくなり盛大に吹き出した。
3人の目が大きく開き、大爆笑して過呼吸気味の私をみて当惑していた。
やばいうける。お腹痛い。苦しい。
『ごめっ…それ勘違い…ぶっ…WWWWWWW』
｢えっっ！？｣
3人の驚きの声が見事にハモり、私はまた笑った。
追い討ちやめて。死んじゃう死んじゃう。
声が出ない笑いをしていると椅子から落ちそうになって慌てて体勢を整えた。
やばいツボ入った。なにしてもおもしろい。
過去1笑ったかも。涙でてきた。
『あーお腹痛い…ふっ…うん、あのね、それ勘違いだよ。私なんにも言われてないから』
｢でも、パーキンソンはマルフォイの事が好きなのよ？るあと仲良くお喋りなんて出来るはず無いわ｣
『私も最初は宣戦布告でもされるのかと思ったけど、ただの美少女だったよ。それにドラコとは腐れ縁みたい』
どうやら頭が追いついてないらしくみんなの頭の上に？が浮かんだ。仲良く首を傾げている。なかなかシュール。
まあそりゃそうだよね。あの2人が腐れ縁だなんてだれがわかるかっつーの。
とりまさっきの会話の内容を全部話した。
｢え、ちょっと待って。じゃあ今までの雰囲気は何だったのか聞かなかったの？｣
『うん、だってあんま聞きすぎるのはだめだと思って…』
｢もう、そこが肝心なのに…｣
眉間に皺を寄せて悔しそうな顔をしながらハーマイオニーが言った。
いやなんかすんません。
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作者名：ちるあ | 作成日時：2022年12月28日 0時
