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♡♡♡
もうすぐ宴が始まる時間で大広間に移動する。
｢皆が落ち着いた所で、1つ知らせがある。ここは、皆の家でもあるわけじゃが、今年は特別なゲストを迎える事になった。今年、このホグワーツにおいて……｣
ダンブルドア先生が話しているとき、フィルチが息を切らして走りながら大広間に入ってきた。
ダンブルドア先生のもとへ行き、こそこそと話している。みんなが少しざわついた。
そして話が終わるとまたフィルチは苦しそうに走って大広間から去っていった。
｢さて、今年ホグワーツにおいて伝説の催しが行われる。
なにそれ。なんか今日知らないことばっかだな。
｢やったね｣
双子が小さく呟いてるのが聞こえた。
｢知らない者もおろう。これは三大魔法学校の対抗試合じゃ。一連の魔法競技種目を各校から1名ずつ代表を選び競い合う。選ばれた者は1人で…戦うことになる。厳しい競技じゃ。ヤワな者にはとてもこなせぬ｣
厳しい競技！？どんなやつなんだろ。てかそれでフレジョ喜んでたの？ガッツありすぎ。
私にはそんなの死んでも無理だな。
｢詳しくは後ほど。さて、ゲストをお迎えしよう。まずはレディから、ボーバトン魔法学校の生徒と校長先生…マダム・マクシーム｣
大広間の扉が開いてみんながそこへ注目する。
コツコツとヒールを鳴らして、青い帽子に青い制服の女の子達が姿勢よく入ってくる。
わお、ランウェイだ。
TikTakでランウェイとして使われてるBGMを脳内再生して楽しんでいると、突然女の子達が吐息を出した。
『んぐっ……』
つい吹き出しそうになるのをなんとか耐える。ねえ不意打ちやめて。
｢すっげぇ…｣
ロンが零した言葉に反応して顔を上げると、ロンの目線がなんかおかしかった。
……こいつお尻見てやがる。
ハーマイオニーの前でなにしてんだよ。という意味も込めてティッシュを丸めて投げた。
｢おい、これ投げたの誰だ？｣
知らないふり。ここにフォークとスプーンがなくてよかったね。
｢見ろよ、あの校長…でっけぇ…｣
シェーマスがロンに言っていて私も見る。すると身長がハグリッドくらいの女の人が歩いてる。
ごめんまじこんなこと言っちゃだめだけど進撃と巨人のエレソのお母さん食べた巨人みたい。
あーもうなんでこんな失礼なことばっか思い浮かんじゃうんだろ。性格悪すぎ。
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作者名：ちるあ | 作成日時：2022年12月28日 0時
