悪役に執着してどうするお前ら【ブルーロック】

流石のヒロイン ページ48

翌日、



創立記念パーティーについての説明が各クラスされた。




盛りだくさんの内容にクラスは大盛り上がり。



「え！ペアダンスだって凄い！」


「誘われるといいなあ〜〜！」




やはり皆の注目の的は男女ペアダンスのようで、


既にクラス全体にそわそわと浮ついた空気が漂っている。




その日から、


1部の張り切ってる女子と男子は髪型化粧などに力を注いでいた。





◇

◇

◇


朝登校したら


偶然にも下駄箱で花音ちゃんに遭遇した。





『花音ちゃんやっほ！』



花「あ！Aちゃんおはよー！」



『す、すごい量だね……？！』




下駄箱には、重ねられたメッセージカードの数々。



全部花音ちゃんへのお誘いだ……



花「えへへ、、これは困っちゃう量だなぁ」



メッセージカードは直接渡す、渡さないは自由。


これ、大方の人が残念な結果に終わりそうで可哀想。






花「Aちゃんは貰ったりしたの？」





『まだ貰ってないよ！私なんて全然だよ』



花「え、そんなことないよ？！Aちゃんに送る男子も多いと思うなぁ！」



『あはは、ありがと、！』



花「Aちゃんのドレス姿楽しみにしてるね〜〜！じゃ！」



花音ちゃんはメッセージカードを抱えたまま、行ってしまった。




『あ、ドレスか、買いに行かなきゃ！』






そういえば何年か前、


父親に連れられて参加したパーティーに出る時、


それに玲王も参加してて、ドレスは俺が選ぶって言って


玲王好みにされたのを思い出したぞ。





玲王の髪色である


紫を基調にした綺麗なドレスだったな、、懐かしい。

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