20話 ページ22
この後警察が来て、ただの高校生がステインを捕まえたという事を公にしない事を約束した。
審査が終わった後、Aも一人では心寂しいので男子部屋に集まった。
飯田と緑谷は後遺症が残るそうだ。そしてAも。
貴「私の後遺症は腕の力が弱くなるかもだって。まぁ両利きだから生活に支障はないけど…」
轟「お前元々握力ないだろ」
貴「轟くん？今なんて？？？」
轟「というか…なんか悪ィ…
俺が関わると手がダメになるみてぇな…感じに…なってる…呪いか…？(ﾎﾞｿｯ」
飯「あっはははは！何を言っているんだ！」
緑「轟くんも冗談行ったりするんだねw」
轟「いや冗談じゃねぇ…。ハンドクラッシャー的存在に…」
三人「ハンドクラッシャー！！！www」
轟の冗談(本気)がツボに入ったのか、Aはお腹を抱えるほど笑っていた。
貴「…だめ、と、轟くん、ツボに…！！」
緑「ハンドクラッシャー」
貴「ぶはっ！！」
普段、バカだと悟られぬように笑ったりする事を堪えるAだったが、ハンドクラッシャーでツボに入り、抑えられなくなってしまった。
緑「こんな笑ってる移居さん初めて見た。もっと普段から笑っていればいいのに。」
轟「笑った顔の方が俺は好きだけどな」
貴「へ…？！」
深い意味はないにしろ、突然に好きだと言われて驚きつつ、顔を赤く染めるA。
それは気になる男の子から言われたらもちろん意識する。
飯「そうだぞ！笑う門には福来るだ！」
貴「笑ってると、バカっぽくない…？」
緑「そんな事ないよ！怖い顔してるよりずっといい！」
貴「(そっか、ここは中学とは違う。ヒーローを志す、英雄高校だ。私は、ヒーローになるんだ。お兄ちゃんや、お父さんの為にも。
そういえば…私、思い出したことがあったよ、轟くん。)」
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明朱(プロフ) - 紗綾さん» ありがとうございます！ (2020年5月22日 12時) (
レス) id: 7877c5d22d (このIDを非表示/違反報告)
紗綾 - 轟くん乗せられたのか.........happy endだな！完結おめでとう！ (2020年5月22日 11時) (レス) id: 83427b663d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ash | 作成日時：2020年5月15日 0時
