【鬼滅の刃】娶ってよ、炭治郎2【竈門炭治郎】

【揺れる想い】 ページ13

ふと思ったことがあった



私、炭治郎に恋していなかったら誰に恋していたんだろうかと




善逸？ 伊之助？



少し妄想しよう



善逸だった場合

「善逸！大好きだよ！！」


善「気持ち悪...」



うわ、腹立つ




伊之助だった場合


「伊之助！好きだよ！！」




「は？？乳もぎ取るぞ気持ち悪い」



うわ、腹立つ





絶対無いわ


あいつらを男としてみるのがまず無理だ


うん、やっぱり私には炭治郎しかいな...いはず




あれ、でも炭治郎はどうなんだろう




今は恋仲だけれど、私と付き合っていなかったら


誰と付き合っていたんだろう





カナヲ、ちゃん？




え、それしか思いつかない




え、やだ




勝手にひとりで想像して落ち込む




「うわあ、最悪だ」





炭「何が最悪なんだ？？」





「？！」




これまた良いタイミングで炭治郎が私の隣に腰掛けた



なんでこの男は私がいつも不安になる時に隣にいてくれるのだろうか




「うわあ、大好き」





そう、こういうとこも大好きなんだ



さすが私の夫…あ、まだ結婚してないわ




炭「ん？うん」




まるで可笑しなものを見る目で私を見ないで炭治郎



かわいそうな子みたいじゃん...




「炭治郎は私に恋してなかったら誰と恋してたの？？」






炭「え？」



急になんだよと私に言った後、少し悩んだ顔をしてこう言った




炭「多分俺はA以外は無理だと思う」





全く想像もつかない言葉を言われて私はドキドキしてしまう



私以外、無理？？



「エッ、ﾅﾆｿﾚｳﾚｼｲ」




頬を赤らめる他なかった



だってそれ私のことむちゃくちゃ好きってことじゃん









炭「じゃあ逆に聞くけど、Aは俺と付き合ってなかったら


誰と付き合うつもり？？」





そんなの、私だって答えは同じだ





「私は炭治郎以外に恋できないから！！」









必死に言うとそれが伝わったのか





炭「俺はそういうとこすげー好きだよ」









この後無茶苦茶照れたのは私だけで



炭治郎はそれを見て微笑ましく笑っていた





昼下がりの青空の下、2人で

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