音柱の恋愛事情【宇髄天元】

参 ページ4

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「それじゃあ私はしのぶさんのところに…」


「待て！派手に俺もついて行く！」



蝶屋敷に用はない。が、そう声に出していた。
Aも目を丸くして派手に驚いていた。



「…ああ！宇髄さんも三人と顔見知りなんですよね！会いに行くんですか？」


「あ、ああ！まあ、そんなとこだ！」



きっと善逸たちのことを言ってるんだろうな。
会いに行こうとは思ってなかったが…まあ、いいか。



お前といる時間が増えるなら、派手に彼奴らに会いに行こうじゃねえの！



「アオイちゃん、こんにちは！」


「こんにちは、A様。炭治郎さんたちはいつものところにいます」


「わかった！ありがとう！」



どうやらAも彼奴らと知り合いのようだ。
派手に交友関係が広いんだよな！



「失礼します〜…。やっほ、元気？」


「Aちゃあああん!!俺のこと心配してくれたんだねぇ!!…って、宇髄さんもいるのか…」


「俺がいたら悪いか？」



どうやら結構仲がいいらしい。あの伊之助でさえ派手に懐いてるからなぁ！
でも友達というより、姉弟の方が近いか？



「宇髄さんも皆に会いに来たんだって！良かったね！」


「そうなんですか？ありがとうございます、宇髄さん！」


「おう！派手に感謝しやがれ！」



野郎はどうでもいい、なんて言いながらAにしがみついてる善逸。
それを笑顔でなだめるA。



それを見てると、派手にムカついてくるんだよなあ！

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