【6枚目】 ページ9
-次の日-
俺が家のドアを開けると2人は家の前で待っていた
「あ、晋助きた!」
「よう、高杉」
「...おう」
「よし、じゃあ出発!!」
「小学生の遠足か」
いつも通りたわいもない話をしながら学校へ向かう
基本俺は喋らない
話を振られたら返す それだけだ。
「でね、そしたらお母さんったらね...って、晋助聞いてる?」
「あァ、聞いてらァ」
俺がそう言うと納得してないが話を続けるA
楽しそうに話す横顔を見ながら歩く
笑った顔も
怒った顔も
泣いた顔も
全部俺だけに見せてくれたらいいのに...
Aは...こんな独占欲に塗れた俺を愛してくれるだろうか
心から 好き と言ってくれるだろうか
そんな事考えていると...
「ッ...!!」
2人にバレないように吐き出すのを堪えた。
幸いにも2人は喋り込んでいて気付いていない。
暫くすると吐き気は治まり
いつの間にか学校に着いていた
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高杉ひかり(プロフ) - 夢主告ったァァァ!!高杉ィィィ!!///// (2016年4月7日 13時) (レス) id: 4575035fa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃ | 作成日時:2016年3月15日 13時