【4枚目】 ページ7
家に入ると同時に堪えてたもんを吐き出した
「 ゴホッ...ッ...ゴホッゴホッ...ハァッ... 」
ひらり
ひらり
俺の口から花が落ちる
−−−時は数年前−−−
小学校高学年の頃
俺はいじめられていた
いじめと言っても暴力等ではなく、ただただ罵声を浴びせられるだけだった
元々俺は銀時やAと比べて引っ込み思案で
口数も少ない方だった
そんな俺に目を付けたクラスメイトがいじめを始めたのだ
銀時とAにバレないように
内容はほとんど同じで、
「男の癖に背が低い」だの「なんか喋れよ気持ち悪ィ」等仕様も無いものだった
そんなある日たまたま俺を探していた銀時がその現場に遭遇した
「おい!てめーら何してんだ!」
「げっ、銀時だ 逃げるぞ!」
「チッ...おい、高杉大丈夫か?」
「銀ちゃーん 晋助見つかった...って、どうしたの?」
銀時は自分が俺を見つけた時の様子を話した
すると、
「ごめんね...晋助...辛かったよね。気付いてあげられなくてごめんね」
そう言い彼女は涙を流していた。
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高杉ひかり(プロフ) - 夢主告ったァァァ!!高杉ィィィ!!///// (2016年4月7日 13時) (レス) id: 4575035fa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃ | 作成日時:2016年3月15日 13時