【22枚目】 ページ25
自分でも驚いた
あっさりと言葉が出た
そっとAの顔を伺うと
嬉しそうで
でも
悲しそうな
複雑な顔をしていた
そんな顔見せないでくれよ...
「 ごほッ…」
今までに出したことない量の花が
次々と出てくる
喉につっかえて
まともに息ができない
あぁ、俺死ぬのか なんて
思ってたよりも冷静で
それでも もうちょっと生きてたかった なんて
思ってしまうわけで
1人で葛藤していると___
ぎゅっ
「 !? 」
突然暖かくて心地よい香りに包まれた
Aに抱きつかれていることに気付くのに少し時間がかかった
「 ...A....」
「 晋助 」
俺の言葉にかぶせるように 俺の名を呼ぶA
「晋助はずるいよ...」
は?
正直Aの言ってることがよく理解できない
俺がずるい?
比較的ずるいのはAだと思うが...
「 私を...1人にしないでよ‥‥」
あぁ、そうか
Aは俺のタイムリミットに気付いたんだ
大丈夫だ
Aには銀時が居るだろ?
俺が消えたって
どうってことないさ
「 私は... 」
「 晋助じゃないと 嫌なの 」
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高杉ひかり(プロフ) - 夢主告ったァァァ!!高杉ィィィ!!///// (2016年4月7日 13時) (レス) id: 4575035fa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃ | 作成日時:2016年3月15日 13時