清条学園ヘルメス団 (ページ1)

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1撃目　「清条学園ヘルメス団」ページ1

ー謎の病「ヘルメス」それは、12歳から19歳の少女しかかからない謎の病。ヘルメスにかかると、恐ろしい怪物になってしまう。このヘルメスに対抗するためにある学園の7人の少年少女が戦う物語ー

玲雄「俺何かやらかしたっけ…？」

歩きながら宝城院玲雄(ほうじょういんれお)は、呟いた。

蓮「兄上は何もしてませんよ？」

玲雄の弟の蓮(れん)は、明るく答えた。

玲雄「じゃあ、何で俺は呼ばれてんだよ…！」

玲雄と蓮は訳あって理事長室に呼び出されたのだ。

蓮「あ、本当ですね。…何ででしょう？」

玲雄「こっちが聞きたいんだけど…。」

玲雄「委員長もして、成績も首位キープ、生徒や先生にも愛想良くしてきたぞ…。何だ？何故だ？」

玲雄はブツブツとかんがえていた。それに比べて蓮は

蓮「まぁ、行ってみれば分かりますよ！」

などと能天気な事を言っている。

そんなこんなで理事長室に着いた((おい

玲雄「失礼します…」

蓮「失礼します！」

玲雄と蓮の他にすでに5人の生徒がいた。

理事長「それでは、今回君達を呼んだ訳を説明しようか…。」

校長「君達はヘルメスは知っているね？」

玲雄「まぁ、今社会問題にもなってますし。」

理事長「実は君達にそのヘルメスと戦ってもらいたい。」

？「ヘルメスとですか！？」

理事長「そうだ。やってくれるかい？」

全員「「はい！」」

理事長「それでは、ミーティングルームで自己紹介してくれ。お互いの事を知っていないといけんだろう？」

　〈ミーティングルームへの道中〉

玲雄「厄介な事を引き受けたな…。」

ミーティングルームへの道中で玲雄は呟いた。

蓮「では、何故兄上は引き受けたのですか？」

玲雄「そんなの、俺の株を下げないためだ。」

玲雄は宝城院家の跡取りなのだ。それからか、周りの評価を気にしているのだ。

蓮「兄上も大変ですね…。」

玲雄「まあな…。」

〈ミーティングルームに到着〉

先生「着いたわよ。」

玲雄「それでは、自己紹介をしていきましょうか。」

　＊See you for next story …＊