もちもち幼女に転生しちゃいました 『2』【名探偵コナン】

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A「あっ、あいおねぇちゃんとはかしぇきた！」

風見「じゃあ、私はこれで」

A「あっ、まって、かじゃみん。これ！」

風見「これは…………？」

A「あいおねぇちゃんとつくったおまもりなの！かじゃみんとりぇいさんのぶん。りぇいさんは…………きっと、うけとってくれにゃいけど………。」

風見「……………ありがとう。大切にするよ。」

ポンッ

風見「このお守りは、君が降谷さんに直接渡せばいい。君の事を覚えてなくても、受け取ってくれるさ」

A「ほんちょ！？うん、わかった！」

―――――――――――――――――

降谷零は、あの子供の事を気に入ってる。いや、”いた”になるのか……………

2ヶ月前のトロピカルランドでの爆発事件。

犯人は捕まり。我々公安が取調べをした所、

『人を殺してみたかった』

よくありがちな、くだらない動機を吐いた。

その行動を、あの子供に邪魔されたために腹が立って射殺しようとした。

その言葉が、

その場にいた全員を敵に回した瞬間だったと思う。

もちろん、私を含めて。

そんな動機で、あの人の大切な物を壊した。

ただ、2ヶ月たった後。

降谷さんは、あの子どもの事を綺麗に忘れていた。

降谷さんだけじゃない。公安の人間や、私の部下まで。

皆、忘れていた。

どれだけ寂しい思いをしているか。忘れられるのは、嫌われるより辛いはずなのに……………

それなのにあの子は

A「だいじょぶ！」

と可愛いらしい笑顔で微笑む。

本当に

風見「誰かさんとそっくりだ……………」

―――――――――――――――――――――

灰原「ちゃんとお礼言えた？」

A「いえたー！」

灰原「そう、偉いわね。」

A「えへへ〜」

阿笠「哀君、機嫌を直してくれんか〜」

灰原「別に怒ってないわよ。迷子になったのは博士の方なんだから。ね？」

威圧が凄いです。

灰原「はぁ……………そろそろ帰りましょうか」

A「は〜い！」

阿笠「とほほ…………」

―――――――――――――――――

沖矢「ただ今帰りました〜……………まぁ、誰もいないんですけどね〜。さてと…………」

やはり仕掛けられていたか。

リビングと寝室。あとは風呂にまでか。

成程、いい思考をしているじゃないか。

風呂に入れば、メイクや変装を解くと考えたのだろう。

中々だな。

”彼も”

沖矢「さてと、彼女が帰ってくる前に、これを処分しておきますか。」

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