もちもち幼女に転生しちゃいました 『2』【名探偵コナン】

30 ページ24

きっと、彼も私のことを覚えていない。
そう考えると、怖くなって、哀ちゃんの所に戻った。

灰原「どうしたの？顔色が悪いわ…………」

A「だいじょぶ〜ありゃ？はかしぇは？」

灰原「さっきまでここに居たんだけど……………まさか、博士まで迷子になるなんて。」

キンコーンカーンコーン

アナウンス？なんだろう、誰か迷子になったのかな

『迷子のお呼び出しを申し上げます。米花町からお越しの、灰原哀ちゃん。2階カウンターで保護者の阿笠様がお待ちです。』

ブチッ

A「あ、あいおねぇちゃん？」

灰原「博士は暫く、タンパク質抜きね」

怒ってる。怒ってらっしゃる！！角が見えるよ…………

灰原「今すぐ、博士に言いたいことが山ほどあるんだけど…………貴女を置いてはいけないわ」

『なら、私が見ておこうか？』

この声はかじゃみん！！

灰原「あなた誰？この子の知り合いなの？」

A「こにょひとね！わたしのおじさんなの！ぜんぜん、わるいひとじゃにゃいよ？」

灰原「ふーん……………そう。ならいいわ。この子のこと、よろしくお願いします。すぐ、戻るわね」

A「は〜い！」

―――――――――――――――――――

A「かじゃみん！！」

風見「おっと、相変わらず元気だね」

A「かじゃみん、わたしにょことおぼえててくれたの？」

風見「君の事を、私が忘れるとでも？」

さすが、私の推しだ……………こういう所も、ファンとして大好きだわ。

風見「一つ、聞きたい事があるんだ」

A「にゃに？」

風見「どうして…………君の事をあの人が忘れているんだ？あんなに可愛がっていたのに」

A「わからにゃい。いまはそれしかいえにゃい。ごめんね」

風見「いや、いい。それさえ、聞ければ……………君がもし、辛い思いをしているのなら私の家に来るか？」

推しの家だと！！？！素敵なお誘いだけど…………

A「だいじょぶ！いまは、しりあいにょおにいちゃんにみてもらってるの！だからね、しんぱいしにゃいで」

風見「そうか」

A「あっ、そうだ！りぇいさん、おしごとのほうはどうなの？」

風見「君と居た頃より、酷くなったよ。徹夜続きで、我々よりも悪化している」

A「そっか…………あんまり、ムリしちゃダメだよ。しんぱいだよ…………」

ポンッ

風見「大丈夫。我々がいる限り、無茶なことはさせないよ」

A「うん！おしごと、がんばってね！」

風見「あぁ。」

31→←29

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す