25 ページ19
灰原「遊ぶのもいいけど、記憶の方はどうするの?探偵さん」
あっ、忘れてた。一応、コナン君になんで皆が私の事を忘れたのか……………それを依頼してたんだ
コナン「あぁ、とりあえず。蘭の所に連れて行ってみる。」
灰原「ポアロの彼の所に連れて行かないの?」
コナン「今安室さんに会っても、Aちゃんが辛いだけだから」
灰原「そう」
A「いってきましゅ〜!」
灰原「気をつけてね」
――――――――――――――――――――――
A「こにゃんくん」
コナン「ん?どうしたの?」
A「あにょね、もしね……………このままあむろしゃんやみんなが、わたしにょことをわすれたままだったら………どうしよ………わたしって、
いにゃいほうがよかったかな」
大丈夫な筈なのに、どんどん考えると不安になる。
慣れたはずなのに。
怖い。
コナン「そんな事ないよ。僕はね、Aちゃんに会えて、よかったと思ってるよ?もちろん、灰原も」
A「そうかにゃ…………」
コナン「うん。それにね、忘れたってまた会えばいい。一度は忘れたとしても、もう一度会って友達になれば、君の事を絶対に忘れない。だから、そんな暗い顔しないで?僕はAちゃんの笑った顔が好きだな〜」
その言葉が、ずしりと胸に重みのように募った。
温かくて、優しい言葉。
この子供は、私より辛い目にあったはずなのに………………
どうしてこうも強いのだろう
A「うん!わたしにゃかない!!」
コナン「うん、えらいえらい〜!」
―――――――――――――――――――
コナン「蘭姉ちゃん〜ただいま〜友達連れてきたよ〜」
蘭「おかえり〜お友達?」
コナン「女の子だよ〜」
蘭「可愛い〜!!お名前は?」
A「え、えっと…………Aでしゅ。よろしくおねがいしましゅ…………」
蘭「礼儀正しいのね〜毛利蘭です。よろしくね!Aちゃん!」
A「よろしく、らんおねぇちゃん」
蘭「可愛い〜!コナン君やるわね〜こんな可愛い子を連れてくるなんて〜」
コナン「えへへ〜」
やっぱり、覚えてないよね。
少し期待した自分がいた。
グルル
A「あっ」
コナン「お腹すいたね〜」
蘭「もうお昼だもんね〜何か作るわ。Aちゃん何がいい?」
A「おむらいす!」
蘭「わかった!お姉ちゃん腕によりをかけて作るね!」
A「うんっ!」
あの時と、同じ言葉。
まるで、ループしているようで
少し居心地が悪かった。
692人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちくわって世界一美味しいと思うんだ! - めっちゃ、おもしろいです!!甘宮様神ですかー??夢主ちゃん可愛すぎだし、もうヤバいです!!更新頑張ってくださいι(`∀´) (2019年5月30日 17時) (レス) id: 58ec5fb451 (このIDを非表示/違反報告)
甘宮(プロフ) - 新玲乃音元iqqvyuuさん» そうなったら面白そうですね笑コメントありがとうございます! (2019年5月6日 23時) (レス) id: 95214cc8a9 (このIDを非表示/違反報告)
新玲乃音元iqqvyuu(プロフ) - 甘宮さん» 凄く面白いです!安室さんと昴さんのこのあとどうするのですかね?いつものように<赤井〜〜!>と言うのかな? (2019年5月6日 21時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨ちゃん(プロフ) - 私も今日、昨日紺青の拳見てきました。面白いですよね。更新頑張ってください!! (2019年5月1日 7時) (レス) id: b26fe46f51 (このIDを非表示/違反報告)
甘宮(プロフ) - 黄昏さん» ご感想ありがとうございます。これからも頑張ります (2019年4月29日 19時) (レス) id: 95214cc8a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:甘宮 | 作成日時:2019年4月7日 16時