もちもち幼女に転生しちゃいました 『2』【名探偵コナン】

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真っ暗な暗い道を歩く。前も見えず、真っ暗で転けそうになる。

だけど、この道を通らないと行けない気がした。

なにか大切な物を置いてきてしまったから。

そんな気持ちがずっと胸の中にある

『りぇいさん』

この声、どこかで聞いた事がある。

優しくて、甘い…………………

降谷「またこの夢か……………」

―――――――――――――――――――――

A「あいちゃん〜あしょぼ〜」

灰原「はいはい、わかったから引っ張らないの」

A「わーい！」

だんだんとこの生活にも慣れてきた。最初は、降谷さんに忘れられてぴーぴー泣いてたけど、もう慣れた。

彼は私の事は覚えないけど、私は彼の事を覚えている。

だから、記憶が思い出すのを気長に待つか

阿笠「沖矢君はどうしたのかね？」

A「だいがく！」

嘘だけど。
本当は家の中で組織の探りや降谷さんの行動を見張ってる。

息を殺して、ひっそりと。

組織を潰す機会を伺っている。

まるで、狼のように

A「ねぇねぇーこにゃんくんは〜？」

灰原「彼なら探偵事務所にいるわよ。会いたいの？」

A「べちゅにいいや〜あいちゃんがいい！」

灰原「あら」

赤みがかった茶髪の少女はクスッと微笑みを浮かべた。ひゃぁぁ！！可愛い〜！

まるで天使のようです

A「ねぇねぇーあいちゃん」

灰原「なに？」

A「あいちゃんって、おきゃしゃのこときらい？」

ずっと、聞きたかった。漫画での灰原哀は沖矢昴を避けている……………というか、怖がっているような描写が見れる。

彼が組織の人間だと思っているから。

まぁ半分は当たってるんだけど………………

灰原「嫌いよ」

A「が、がーん…………しょうなの？」

灰原「えぇ。隠し事する人間は嫌いなの。あと………………昔会った人に似てるからかしら」

A「だれ？」

灰原「内緒よ」

A「えー！」

ｶﾗﾝｯ

コナン「灰原いるかー？」

灰原「なに？」

コナン「いや、Aちゃんの様子はどうかなー？って思ってさ」

灰原「私に言わずに、彼女に聞いてみれば？」

A「あいちゃん〜あしょぼ〜！あっ、こにゃんくんだ！」

コナン「なんかおめぇー……………好かれてないか？」

灰原「まぁね。貴方より私の方が高感度は高くなったわよ？」

コナン「なんか悔しい」

A「こにゃんくんもあしょぶ？」

コナン「うん、遊ぼうかー！」

灰原「貴方、そのキャラ疲れない？」

コナン「ほっとけ」

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