疲れてきた 3【進撃の巨人】 (ページ6)

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また、一つ奥の空間に行くと、鎖で繋がれたエレンを皆が助けようとしていた
そして、その目の前には大きな巨人がいた

途轍もなく強い風が吹いているせいで手間取っているらしい

『そこ退いて！！！』

私は、腕に繋がっていた鎖に向かって発砲した
すると、繋がっている鎖は足だけになった

リ「お前ッ…！その銃…！」

『そこら辺で死んでたやつからパクった』

エレンを救出した瞬間に天井が崩壊した

リ「…何だこのクソな状況は
　超大型の巨人ってのよりデケェようだが…」

次々と天井が崩壊していく

ジ「まずい！逃げ道がねぇぞ！！」

巨人は段々と巨大化していく

エ「〜〜ッ…ごめん…みんな
　俺は役立たずだったんだ…
　そもそもずっと…最初から、人類の希望なんかじゃなかった…」

エレンは泣きながらそう言った
そして、転がっていた瓶を見つめて”ヨロイ”と言った

ジ「何だ？悲劇の英雄気分か？

　てめぇ一回だって自分の力一つで何か出来たことあったかよ？」

コ「弱気だな…
　初めてってわけじゃねぇだろこんなの…」

サ「別になれたかぁねぇんですけどね！」

リ「エレンとヒストリアを抱えて飛ばなくたって雑種つは厳しい」

ミ「あの巨人の熱…
　これ以上近づくと焼け死にそう」

サ「それでも一か八かで飛び抜けるしか…」

『熱い……』

巨人から放たれる熱と風が私達の体力を奪っていく
それに、さっき銃弾が掠った腕からは血が流れ続けている

エ「駄目だ…もう逃げ場はない…」

ヒ「じゃあ何もせずにこのまま皆で仲良く潰れるか焼け死ぬのを待つの？

　私達が、人類の敵だから？」

リ「毎度お前にばかり…すまなく思うが、エレン

　好きな方を選べ」

リヴァイがエレンにそう言うと、エレンは叫びながらさっきの見つめていた瓶を噛み砕き、巨人に向かって走っていき、巨人となった

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