疲れてきた 3【進撃の巨人】 (ページ33)

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ハ「作戦中止の合図！？」

エルヴィンのいるところから、信煙弾が上がった

ハ「総員壁の上に散らばって待機だ！！」

壁の上に登り終えると、エルヴィンの所にいた兵士たちは一斉に壁をブレードで叩き始めた

エ「アルミン…また何か考えが…？」

『…リヴァイ、あれは一体…何を…』

リ「…さぁな、俺にもさっぱり分からねぇ」

ふと、壁の中に巨人がいた事を思い出した

…いや、でもまさか、そんな訳――

「ここだ！！ここに空洞があるぞ！！」

一人の兵士がそういった瞬間、壁の中からライナーが出てきてその兵士を刺し殺した
それにリヴァイが瞬時に反応して殺しにかかるが、あと一歩の所で不可能だった

ア「兵長！？」

『リヴァイ！！』

リ「クソッ！！これも”巨人の力”か！？
　あと一歩…命を断てなかった」

その瞬間、落雷の音が響いて鎧の巨人が出現した

エ「周囲を見渡せ！！他の敵を捕捉し――」

そして再び落雷の音が響いて、今度は巨人のいなかった所に大量の巨人が出現した

それの中心に、獣の巨人が現れる
そしてそいつは、大岩を砕いて壁側に投げて寄越してきた

エ「投石来るぞ！！！伏せろおお！！」

途端、激しい揺れが私達を襲った

「…外したか…」

エ「…いいや、いいコントロールだ
　ヤツは扉を塞いだ、馬が通れない程度にな

　まず馬を狙い包囲する
　我々の退路を絶ち、ここで殲滅するために

　我々は互いに望んでいる、ここで決着をつけようと
　
　人類と、巨人共

　どちらが生き残り、どちらが死ぬか」

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