疲れてきた 3【進撃の巨人】 (ページ11)

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あの後直ぐに、リヴァイと王宮内の建物へと移動した
もうじき、女王となったヒストリアを連れて１０４期調査兵団の人たちがここに来るだろう

リ「…お前の姓の事だが、どうやらアッカーマンである可能性が高いらしい」

リヴァイは、あの巨人を討伐してすぐ死にかけとなったケニーと話をしたらしい
その際に、アッカーマン本家の人間が昔ウォール・シーナにアッカーマンとは別の名を名乗って住んでいて、その子供が調査兵団にいる、と

そして、驚くことにリヴァイの姓もアッカーマン
本家の血を引く人間らしい

ミカサもアッカーマンだが、本家ではなく分家の人間でリヴァイとの血の繋がりは殆ど無い

『…そっか、じゃあ、明日辺りにでも一旦家に戻ろうかな』

確か、家には大きな書庫があった
そこに行けば、何か分かるかもしれない

『…アッカーマンって、何なんだろ』

なんか急に力に目覚めたりだとか、まぁ実際それしか分かっていないんだろうけど

エ「別に恨んでねぇならやめとけよ」

ヒ「こうでもしないと女王なんて務まらないよ」

ジ「いいぞヒストリア、その調子だ」

どうやら、来たらしい
が、ヒストリアが何かおかしい

どうしたのかと聞こうと思えば急に叫びだして私のすぐ横にいるリヴァイの腹を殴った

「「うおおおおお！！！」」

ヒ「ハハハハハ！！
　どうだー私は女王様だぞー！？文句あれば――」

リ「ふふ…」

「「！？」」

すると、リヴァイは笑いだして、

リ「お前ら、ありがとうな」

こういった

『…私、リヴァイが笑ってる所、初めて見たかも、しれない……』

そういえば、出会ってずっと笑っている所を見たことがなかった

『…でも、本当にありがとう』

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