8話 ページ9
福沢「良くぞ来られた……そこへお座り下さい」
そう言われてソファに私達が4人が座ればその反対側のソファに男性が座る
福沢「乱歩、眼鏡をかけた糸目の探偵風の男から話は聞いている、私は福沢諭吉、ここ武装探偵社の社長を務めているものだ」
『Aと言います』
鬼太郎「鬼太郎、ゲゲゲの鬼太郎です」
猫娘「猫娘よ」
まな「い、犬山まなですっ!」
目玉おやじ「鬼太郎の父の目玉おやじじゃ」←
鬼太郎「父さん!?」
福沢さんが親父さんを見てふむと頷く
福沢「乱歩が言っていたことはどうやら本当の事らしいな」
『……その乱歩と言う人が言っていたこと、とは?』
福沢「犬山まなを除く貴殿らが妖怪と言う存在だと、乱歩からは聞いている」
鬼太郎「!はい、僕らはあなたの言うように妖怪です」
福沢「ここヨコハマが貴殿らの知る街では無いということも聞いているが……それは本当か?」
目玉おやじ「うむ、ここはわしらの知る人間界とはまた違うようなのですじゃ」
福沢「そうか……本来なら入社試験を行うが今回は乱歩からの忠告で貴殿らは入社試験を受けずに社員として入社してもらう、それと同時に貴殿らの願い通り社員寮の一室、できるだけ広い部屋を受け渡そう」
『ありがとうございます』
福沢「それではある一室にて社員達が待機している故私が案内しよう、着いてこい」
『はい』
そうして着いた部屋には先ほど倉庫で見た彼らがいた、見たことの無い人も居るが……
福沢「皆、今日からここ武装探偵社の仲間となる者らだ、尚、この少女はまだ幼いゆえ(仮)とする、この少女以外は人外だが仲良くするように」
そう言ってまなちゃんの頭を人撫でしてから社長室に戻っていく福沢さん
目玉おやじ「福沢殿は良い方じゃのう」
鬼太郎「えぇ、父さん」
国木田「ちょ、ちょっと待て……人外……?」
乱歩「うん、彼らは妖怪って奴さ、そこの女の子以外は、じゃ、自己紹介しちゃおー!まず、君たちから!」
『それじゃぁ私から、私はAと言います』
猫娘「……猫娘よ」
鬼太郎「僕は鬼太郎、ゲゲゲの鬼太郎です」
目玉おやじ「わしは鬼太郎の父の目玉おやじじゃ」
まな「あ、えっと……」
猫娘「まな、自己紹介……して?」
まな「けど、私……」
猫娘「大丈夫」
まな「犬山、まなです…」
鬼太郎「父さん」
目玉おやじ「うむ、まなちゃんはまだ14歳の女の子じゃからのう、受け入れるにはまだ少し時間が掛かるかも知れんなぁ…」
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作者名:銀岬 x他1人 | 作成日時:2018年11月29日 0時