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7話 ページ8

朝早くに目が覚める

起きているのはどうやら私と目玉おやじだけで、ほかの3人はまだぐっすりだった

みんなの寝顔が可愛くてついクスッと笑ってしまう

可愛いなぁと思うのと同時に私もみんなを守らなければと言う気持ちに駆られながら親父さんの朝のお風呂を準備して親父さんが茶碗風呂に入ったのを確認してから4人分の朝食を作り始めた

目玉おやじ「A、お前の気持ちも分かるが……どうか……どうか、命を落とすような無茶はしないでおくれ」

不意に親父さんが私の背中に話しかけてくる

『……大丈夫よ、私は不死、不死身だもの』

目玉おやじ「それはそうじゃが、お主が怪我をすると皆、気にするんじゃ、勿論わしも……皆、A……お前が心配でならないんじゃよ」

親父さんの声が泣きそうな声になる

するとそちらに気を取られすぎたのか指を切る

『いっ……』

痛かったのもつかの間、一瞬にして傷が消え元の綺麗な指に戻る

『……』

目玉おやじ「……」

後ろで親父さんが悲しそうにしてるのが見なくても分かった


ここがどこかって?

昨日の話が承諾してもらえて今、住まわせてもらってる社員寮だ

鬼太郎「ふわぁっ……ぁ……」

鬼太郎が欠伸をしながら起きる、それを筆頭に目を擦りながらも起きる猫娘とまなちゃん

目玉おやじ「『おはよう』」

鬼太郎「ん……おはよ、ございます……父さん、A」

猫娘「ぉはよ……」

まなちゃん「おはよごじゃいます……」

『クスッ……もう、朝ごはんできるから、お布団畳んで閉まってね』

3人「「「はーい」」」

目玉おやじ「クスクス……それにしても昨日は濃い1日じゃったのう」

『えぇ』

少し遡ってみようか






あれから私達は彼らに案内され武装探偵社に足を踏み入れている

まなちゃんは緊張しているのか猫娘にしがみついている

前を歩いていた眼鏡をかけた高身長の男がある一室の前で立ち止まる

国木田「ここに社長がいます、それでは俺はこれで……」

そう言えば戻っていく彼、目の前の扉には社長室と書かれていてその扉を鬼太郎がコンコンと叩く

福沢「入れ」

そう低い声が聞こえれば扉を開けて入る私たち

そこにはソファの横に立っている一人の着物を着た男性がいた

とても雰囲気があり威厳のありそうな感じの人だ

だがまなちゃんは彼の雰囲気……威圧?……に押されて猫娘の後ろに隠れたままである

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作者名:銀岬 x他1人 | 作成日時:2018年11月29日 0時

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