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3話 ページ4

『部外者ではあるけれど……口出しさせてもらうわね』

国木田「……」

私の顔をじっと見るその男を見て再び口を開く

『見たところ、そこの少年……まだまだ若いわよね?そんな若い男の子に乱暴は良くないんじゃないかしら?』

鬼太郎「お騒がせしてすいません……後で叱っておくのでご飯の続きどうぞ」

そう言って回ってる鬼太郎と気にしないでご飯を食べる猫娘、こちらを気にするまなちゃんをちらっと見てから男に目を向ける

国木田「これも、仕事の一環ですので……」

『そう……なら、仕方ないですね』

国木田「!?」

そう言えばその男の少年を押さえ込んでいた手を器用に蹴りあげて地面に押し倒してその男の上に乗った

そうしていれば1人の青年が近づいてくる

太宰「国木田くん、君がやると情報収集が尋問になるって社長に言われてるじゃないか…だからほら、そこの美しいお嬢さんが怒ってしまったじゃない」

国木田「うるさいっ!」

太宰「お嬢さん、申し訳ないがその男の上から退いてくれないかい?」

『なぜ?』

太宰「これから仕事でね、彼がいないと困るのだよ」

『仕方ないわね……次は河童呼んで尻子玉抜いてもらおうかしら』←

太宰「それは怖い……さぁ、国木田くん起き上がって」

国木田「ふんっ」

そう言えば起き上がったその男を他所に少年に近づく青年

太宰「それで?」

そうして話が始まったのを他所に元の席に戻りお水を1口飲む

猫娘「A、お疲れ様」

まな「あの、河童呼ぶのって本当?」

『ふふ、さぁ、どっちだと思う?』

鬼太郎「止めてくれよ……僕はもうゴメンだ……尻子玉抜かれるのは…」

猫娘「私も嫌よ!!」

『冗談よ冗談……そもそも信じてないでしょう?』

猫娘「それは、そうね…人間は見えないものは信じない生き物だもの」

そう話していけばこの店を出ていく彼ら

『私達も行きましょう?』

まな「どこに?」

『虎探し!』←

猫娘「はぁ?」

鬼太郎「…まなも連れてくの?」

『1人は危険でしょう?』

猫娘「それはそうだけどっ」

まな「私は大丈夫!」

猫娘「まな…」

鬼太郎「それじゃあ行こうか」





そうして来たのはとある倉庫の前

あの青年と少年が入っていった倉庫である

まな「あ、月……」

まなちゃんがそう言ったので空を見れば綺麗な月が出ていた

『さて、入りましょ?』

猫娘「はいはい」

目玉おやじ「はぁ……」

一行は中に楽しそうに入っていったAに続いて呆れながらも入っていくのだった

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作者名:銀岬 x他1人 | 作成日時:2018年11月29日 0時

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