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「ただいま帰りました」
寮へ入り紡姉さんがそういうと、扉から水色の髪の男の子が出てきた。
気怠げな恰好をしているが、色気がすごい。
じっと見つめているとのそのそとこっちへ歩いてきた。
近くで見ると改めてわかるけど、やっぱり背が高いな、この人。
「マネージャー、おかえり。
あれ買ってきてくれた？」
「ただいまです、環さん。
はい、ばっちりと！」
何のことだろうと思っていたら、紡姉さんが袋から取り出したのは王様プリンだった。
へぇ。この人プリンなんて食べるんだ。
ちょっと意外かも、と思っていたらさっきの扉から白銀色の髪の男性が出てきた。
水色の男の子とは反対のイメージって感じで、とても落ち着いていて優しそう。
「お帰りなさい、マネージャー。
ごめんね、ほんとなら僕が買いに行くべきなんだろうけど…」
「いえ、気にしないでください！
折角のオフなんですし、これもマネージャーの仕事ですから！」
そういう彼女はとても嬉しそうで、この仕事にやりがいを感じてるって感じだった。
でも、私は？私は、そうだったのかな。
分からない。今は考えなくていいや。
変に気疲れして、気付かれないくらい小さな溜息を漏らした。
「あ、そうだ。
大和さんは今いらっしゃいますか？」
そんな私に気づいてか気づかずか、紡姉さんが話を切り出した。
するとさっき貰ったばかりのプリンを食べながら、水色の髪の男の子があー、と答えた。
プリン食べながら話さなくてもいいのに。
「ヤマさんならリビングでみっきーと酒飲んでた」
え、あの人お酒飲める歳だったんだ。
じゃあ珈琲はやめておいたほうがよかったかな、なんて今更な後悔をしてしまう。
「彼女、私の従妹なんですけどちょっと大和さんに用があるらしくって。
Aちゃんって言うんです」
チラッとこちらを見てきたので、軽く会釈をする。
すると白銀の髪の男性がにこりと笑いかけてくれた。
さすがアイドル、笑顔がまぶしい。
「そっか、年齢は環くんたちとあまり変わらないのかな？
何もないけどゆっくりしていってね」
そう言われ、大和さんがいるというリビングへと案内される。
緊張する、なんて久しぶりに思ったかも。
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美香虎(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» お返事が遅れて大変申し訳ございません。優しいお言葉、ありがとうございます。 (2018年9月17日 19時) (
レス) id: dccbcf0598 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 夢主ちゃんがみんなと一緒に幸せになれますように。本当の“しあわせ”に触れられますように。 (2018年8月6日 2時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
美香虎(プロフ) - 湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き！！！さん» 返信が遅くなり申し訳ございません。嬉しいコメントありがとうございます！気の向いたとき更新なので３ヶ月に一度くらいの更新ですがどうぞよろしくお願いします (2018年6月5日 21時) (レス) id: dccbcf0598 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き！！！ - 凄く面白いです！あんスタとアイナナの小説意外とないのでこの作品を見付けた時凄く嬉しかったです！迚面白いので更新頑張って下さい！応援しております！では。^ ^！ (2018年5月5日 13時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美香 | 作成日時：2017年7月23日 22時
