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「ん？」
「どしたの、�睫據�
「有岡くん、あれ」
ぽかぽか陽気の中、宛てもなくぶらぶらふたりで散歩。
その最中、気になるものを見付けて立ち止まった。
俺が足を止めたから、少し前を歩いていた有岡くんが戻ってきて。
どうしたの、と聞くから一点を指差して見せる。
んー？と言いながら俺の腕の高さに視点を合わせて、その方向を見る有岡くん。
そんなことしなくても、どこを示しているのか分かりそうなものだけど。
いちいち、こういった仕草とか行動がツボだ。
変、とかじゃなくて、どっちかっていうとキュンとくるというか。
かわいい、としか思えなくなるのが困りもの。
「えー・・・�睫據△匹魁�」
「ほら、あの道の向こう」
そうしていても見付けられなかったらしい、有岡くん。
眉を下げて困った顔で見上げてくるから。
ちょっとくらいいいよね、なんていたずら心もあって。
後ろから軽く抱き締めると、俺が見ている場所の真正面に立つよう身体を向けてあげて。
ビクッと一瞬跳ねた肩。
だんだんと俯いていく顔。
ちらりと見えた耳は、真っ赤。
嫌がられたかな、と思ったけど違うみたい。
照れているだけ、と分かれば。
「見える？あの看板」
赤くなっている耳元で、そっと囁いてみる。
意識的に、声のトーンを落として。
これをすると、普段から顔を赤くしてくれる有岡くんだけど。
今日はぎゅう、とさらに身を縮こませてしまうから。
やり過ぎたかな、と一瞬焦るものの。
「有岡くん？」
ほんと�睫據△困襪ぁΑΑ�
ぽそ、と落とされた言葉。
なにが？と思い顔を覗き込むようにして呼べば。
上げられた顔は真っ赤だし、瞳は潤んでいて。
上目遣いだし、くちびるはうっすら開いている扇情的な表情を見せられ。
今度は俺が、黙る番。
顔は赤くなっていないと思うけど、言葉がなにも紡げない。
そのくらい、心臓を鷲掴みにされている感覚。
「�睫據�」
「あ、ほら、くだもの狩りって書いてある」
くりくりした瞳で、首を傾げられ。
はっと我に返った俺は、さっきまで見ていた看板をもう一度指差した。
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く ぅ あ ??(プロフ) - 晶さん» 了解です！全然いつでも大丈夫です！書いていただけるだけで有難いです！ (2020年4月24日 9時) (
レス) id: 2a31ea9997 (このIDを非表示/違反報告)
晶(プロフ) - く ぅ あ ??さん» ありがとうございます。なんと恐れ多い・・・リクエスト承りました！ただちょーっと同じＣＰや視点が続くのはお話に偏りが出るため、他のお話を挿むなどして掲載までお時間頂くことになるかと思います。ご理解頂けますと幸いですm(__)m (2020年4月24日 2時) (レス) id: ff1d608c56 (このIDを非表示/違反報告)
く ぅ あ ??(プロフ) - 前作から読ませて頂いてて今読んでいる作品の中で1番好きな話です！リクエストなのですが、tkarの誕生日デートのar目線も見てみたいです！もしお時間あればよろしくお願いします！ (2020年4月23日 23時) (レス) id: 2a31ea9997 (このIDを非表示/違反報告)
Nina(プロフ) - 周りから見たktくん側ってどんな感じなのか、気になります。書きづらければ、お任せで。のんびり楽しみにしています♪宜しくお願いします♪ (2020年4月23日 6時) (レス) id: ff986ae2ef (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 晶さん» 更新される日を楽しみに待っています^^ (2020年4月23日 1時) (レス) id: 8fa15383fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晶
| 作成日時：2020年4月1日 2時
