うらさかが小さくなった。

小さくなった25 ページ26

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志麻「ん？なんか鍵かかっとるで？」








あ、鍵閉めてたの忘れてた。








センラ「まーしぃ！今開ける！」



「…！センラさん危ない！」








次の瞬間、世界がぐるっと一回転した。


いや正しくは俺が一回転していた。


うらたさんが散らかしていたたぬきのぬいぐるみで滑って転んでしまったのだ。








センラ「いて……あ、」


「あ、あ、あぁ……」








頭を打ち付けてズキズキと痛む。

が、それどころではなかった。



今の状況を言うとすれば、玄関のすぐ前で
俺がAさんを押し倒している。


突然の事でAさんは困惑している中、
玄関からガチャっと音がした。








志麻「合鍵持ってるの忘れとったわ……あ、」








やってしまったとでも言うかのような顔をしてこちらを見てくるまーしぃ。


そしてすかさず隣にいた坂田の目を隠す。








志麻「一応親として影響に悪いと思うで？」



センラ「まーしぃが冷静とか腹立つわ」



志麻「なんでや」







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