銃を抜いたからには命を賭けろよ 8

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白ひげは、自分をじっと見つめるクロコダイルを睨んだ。









白ﾋｹﾞ(弱ェ男か・・・勝手な事言いやがって・・・、





勘弁しろよワニ小僧！！







おれだっておめェ・・・心臓一つの人間一人。







悪魔だの怪物だの言われようとも・・・




いつまでも”最強”じゃいられねェってんだよ・・！！







若ェ命をたった一つ未来につなげりゃお役御免でいいだろう・・・！？)








それがクロコダイルに伝わったのかはわからない。







白ひげは、元から死の覚悟なら出来ていた。







病気で布団で死ぬことなんぞ望んでいない。








白ひげは、叫び、そして動いた。








白ﾋｹﾞ「海賊なら！！！





信じるものはてめェで決めろォ！！！！





おれと共に来る者は命を捨ててついて来い！！！






行くぞォーーーー！！！！」








白ひげがそう叫ぶと言うことは、彼自身も動き出すということ。









ｾﾝｺﾞｸ「構えろォ！！






暴れ出すぞ！！







世界最強の男がァ！！！！」









そのセンゴクの一言により、海軍全員がより引き締まった臨戦態勢となる。









「“白ひげ”が．．．！！！！






動いたァ〜！！！」








白ひげが動いた事で海賊達の動揺は払拭され、一気に士気が高まった。








白ひげがスクアードを許した事で、








海賊達は騙されてオヤジに手をかけてしまったスクアードの辛さを慮り、









彼を騙した海軍へとその怒りの矛先を向けた。








ｽｸｱｰﾄﾞ「俺は…何て事を．．．！！！






すまねぇ．．．オヤッさん．．．！！






すまねぇ．．．…エースｯ！！





畜生．．．！！







オラァ…大好きなオヤッさんを疑って．．．！！！」

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