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自分一人の身勝手さで、大勢の仲間が、尊敬してやまない親父が、
守るべき弟の命を危険に晒している。
彼等は皆、命を捨てる覚悟が出来ている・・・・!!
暫くしてエースは、パチッと目を開くとゆっくりと頭をあげて、
目の前の現実をまっすぐに見て言った。
エース「・・・もうどんな未来も受け入れる。
差し伸べられた手は掴む!!
おれを裁く白刃も受け入れる・・・、もうジタバタしねェ、みんなに悪い」
死に直面した若き人のその言葉を、ガープとセンゴクは黙って聞いた。
エースの目の前の現実は、悲惨なまでに激化し、混乱を極めていた。
そして────────────────────
とあるものの表情の温かさが一気に冷淡となる。
ゆっくりと、立ち上がるその人物。
そう、
ルシア
だった。
「動き出すぞ!!
“三銃士”が!!」
その声とともに、ほとんどの者はエースの処刑台の真下を見る。
エースまで一直線に突っ走っていたルフィも軽く見れば、驚きを隠せなかった。
ルフィ「姉ちゃん...っ!?」
そして、ルシアは全体を見回した後、息を吸う。
ルシア『ここにいる全海賊に告ぐ!!
そこにいる麦わらのルフィの援護をしろ!!
躊躇いは一切持つな!!』
右腕を勢いよく真横に持ってくる。
ルシア『この戦争に勝つために!!
火拳のエースを救うために!!
お前達の力が必要だ!!
行け!!風神の加護の元に!!』
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宇宙 - 続編おめでとうございます!!!!!!応援してますよ!ずっと! (2017年12月23日 15時) (レス) id: d282bcf0d1 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2017年12月17日 22時) (レス) id: a78c622004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀬良 | 作成日時:2017年12月17日 20時