普通じゃないモノへの恋は難しい！！ (ページ25)

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恋ってなんだ！ページ25

実夢視点

ううう、ほのか先生ったらいい気になって…！
…でもいいことも言ってたかもしれない。
よし、一回整理してみよう！

わたしの頭の中
光くんかわいい…50％
ほのか先生面白い…20％
土ほの支持者…10％
寧々ちゃんセンパイかわいい…8％
光くんかっこいい…6％
寧々ちゃんセンパイずるい…5％
夢女は嫌だ…1％

!?!?
いや、なんだこれは。
寧々ちゃんセンパイずるいがまだ残ってる!?5％も!?
いや、いやいやいや、おかしい。
…はあ…。夢女になんて、なりたくなかったなぁ…
先生、光くんは本当に“推し”なんですよ。
特別な家系で、人気者の弟で、イケメンで料理が出来てかわいい。
まさにマンガのキャラじゃないすか！
そんなにコイするなんて…
っていうかそもそも恋ってなんだ！
はぁ、花子くんにでも聞いてみようかな。

＿＿＿＿＿＿＿
トイレ掃除にて

実夢「…はぁ」
光「おい、どうしたんだ？」
実夢「…」
花子「今度はミムが少年にそっけない？」
光「そうなんだよ！お前なんとかしろ！」
花子「なんとかって言われてもねぇ…」
花子「ねぇねぇミーム。元気ないね？どったの」
実夢「ねぇ花子くん。恋ってなにかしら」
花子,光「!?」
寧々「それは私が教えてあげる！」
実夢「寧々ちゃんセンパイより花子くんに聞きたいんです」
花子「恋？恋は、」
花子「その人がダイスキで見てたら幸せになっちゃう、とか、他の女の子と仲良くしてたら嫉妬する、とかかな」
寧々「花子くんが恋について語ってる…」
見てると幸せになって、嫉妬しちゃう、か。
じぃぃぃぃぃぃ
光くんを見ると、なんか……胸が暖かくなって、少しだけきゅうっと痛む。
そんで、
寧々「光くんいつもありがとね！」
光「あ、全然、だいじょぶっす！」
…そんで、寧々ちゃんセンパイが「光くん」って呼ぶと、きゅう、だけが強く、痛くなって、寧々ちゃんセンパイずるいって気持ちが強くなる。
これ…嫉妬？
いや、ないね。←
まず好きだとしても、光くんは寧々ちゃんセンパイが好きだから、無理。
リーンゴーンカーンコーン
花子「お、なった。３人とも帰っていいよー。
バイバーイ」
終わりか。
よし、じゃ渡そ。
実夢「寧々ちゃんセンパイ！これ、どぞ」
寧々「え？ありがとう！これ、なに？」
実夢「いちご大福です」
寧々「わあ、私の大好きなスイーツ！ありがとう！」
実夢「で、光くんにはこれ！芋ようかん！」
光「お、おうありがとう」
お菓子も渡せたし、今日はもういいや！
光(オレの好きなもんだ…)